キリギリスはなぜ死んだ?

誰の目にも止まらない人々の、言葉に出来ない魂の叫びを綴るブログ。

引きこもる人こそ、勇敢かもしれない

僕は学生時代、引きこもりを経験していない。

学校に居場所はなかったけど、1日も休まなかった。

一時期それを自慢にしていた。

他人に誇れる事はそれしかなかっから。

今思えば

親の「こんな事でへこたれてはいられない」という指示に従い

自分では何一つ考えずに、社会の移り変わりから外れるのを恐れ

流れにしがみついて、振り落とされないようにしていただけ。

仲間ハズレにされないように、ヘラヘラ笑っていた。

僕程度にできるおべっかを見透かされない。とでも?

気に入られるように。と努めるほど、孤立していった。

 

もしかしたら、部屋に閉じこもって

なぜ、こんな事になったのか?をひたすら自問するべきだったのかもしれない。

あの時、誰の目も気にせず、しっかり己と向き合っていれば

こんな所にいなくてすんだのかもしれない。

 

 僕にわかるのは、普通に暮らしているから、偉いというわけじゃないし、

一般人の生活から外れるのは、特別劣っている事にはならない。

むしろ  基準から離れるという選択をしたのは、勇気と呼んでいい。

大げさに聞こえるだろう。でも、人間というのは

自分にない物を持っている人に憧れる。

僕にその選択肢は取れなかった。

 

僕ごときに賞賛された所で、なんになるわけでもないけど。

 

 

 逃げるという言葉の意味

 興味をそそる番組はないか。

リモコンのボタンをいい加減に押していたとき

ハートネットTVという番組にたどり着いた。

僕の目を引いたのは、モデルの栗原類くんや

 千原ジュニア氏、ボケずらいのはわかる。それでも

尖った笑いを期待していた・・・

ジャックナイフも丸くなったという事か。

 

番組に話を戻そう。

よくあるひな壇ではなく、出演者が座談会のようになっている。

どうやら放送は収録ではなく、生放送のようだ。

 

取り上げられているのは、8月31日、夏休みの終わりとともに

自殺してまう学生が多く、スタジオにある、特設のモニター(のような物)に

直接顔を出せない不登校の生徒たちのコメントを表示していた。

 

僕は常日ごろ、「死にたいなら、死ねよ」と言い続けてきたけど

いざ、10代の若者から、「死にたい」と聞くと

みぞおちを殴られたような気持ちになった。

 

とても重たい気分になるのと同時に、なぜか、

砂漠の真ん中で友人に出会えたような気分になった。

不適切な表現だけど安心したのだ。

僕だけではない。という同族意識

よくない兆候なのはわかってる。けど、僕はこの番組から目を離せなかった。

 

 出演者は、一様に、「死ぬくらいなら、逃げろ」というコメントしている。

逃げる?一体どこへ。一時だけ、その場から抜け出して

図書館や動物園にいるだけで、その子のなにを変えられる。というのか。

 

だとしたら、僕は?僕だったら、なにを言えばいい?

死ぬことも、逃げることも、薦められない。

僕にはわからなかった。どちらの行動も取れなかったゴミには。

 

それから、夜通し考えていた。あのとき、僕はどうすればよかったのだろう。

他人の気持ちはわからない。

 

16の頃の僕を思い出していた。

わずか10年前の出来事、記憶力はいいはずだけど思い出せない。

 

気がつくとどこか、校舎のような物で囲まれた場所に立っていた。

 

本館と実習室をつなぐ渡り廊下。次の授業のある教室へ、他の生徒が、2~3人の

グループを作って向かっていく中

ぽつんと、寂しそうな背中をした子が歩いている。

次の授業、グループ作らなきゃいけないんだよな。

名簿順とはいえ、うまく喋れない人と班になるのは、辛いな。・・・

なんで、こんな事しなきゃいけなんだろう。こんな場所に居たくない・・・

なぜか心の声が伝わってきた。

どんどん通り過ぎていく。

 

何か。なにか言え!誰かの必死の命令。

喉元まで出ていた、「いつか良くなる」という励まし

 

それを言えるのか?現在無職引きこもりのお前に。

子供の最も恐れている親のすねかじりと化したお前が

見えない未来に期待を持たせるのは、無責任すぎるだろ。

 

かける言葉を見つけられなかった。

 

その子が視界から姿を消したところで目が覚めた。

あれは僕だった。16歳の

 

あれから10年もたっているのに、なにも成長していない。

普通なら、大丈夫だ。俺を見ろ。いい事は必ずある。と励ますべき

場面なのに・・・・

 

ご趣味は・・・

あなたに、聞きたい事があります。

好きな映画はありますか?音楽は?漫画は?ゲームは?

言っとくけど、僕はモンハンの2ndg PSPの奴で銀リオレウス(金冠サイズ)

をハンマーのソロで倒した2落ち時間切れ寸前ってのはナイショ。

男。モンハンは得意だ。PSPがあるのなら。

僕らは、お互いの名前も、顔も知らない。

考え方も違う。これはねーわ。と思う事もあるだろう。

でも、話をしたい。

 

ただ、スポーツになると、どうしようもない。僕は運動音痴だ。

特に球技。蹴っても投げてもボールはまっすぐ飛ばないし

凡フライすら取れた試しはない。

もちろん打つのもダメ。

バッティングセンターに一人で行ったけど、30球近く打って

バットにボールがかすりもしなかった。

 

 

なぜこんな事を書いたのか自分でもわからない。

ただ、あのスクリーンに

絶望を打ち込んでいる人たちを見て

僕に浮かんだのは、こんな不謹慎な考えだけだった。

 

単なるゴミが勝手にシンパシーを感じただけかもしれない。

あの日僕にはもてなかった勇気を出した人たちをヒーローだと

思ったのかもしれない。

 

嫌味ととられるかもしれない、それでも

憧れの存在に近づきたいのは、当然の事だろ?