キリギリスはなぜ死んだ?

誰の目にも止まらない人々の、言葉に出来ない魂の叫びを綴るブログ。

高橋優が同じ空の下の歌詞に込めた意味。無価値な無職でも生きていたい。

高橋優、同じ空の下の歌詞に無職号泣。

 


高橋優「同じ空の下」

 

 

高橋優、同じ空の下の歌詞に本人が込めたものとは

高橋優氏は、同じ空の下の歌詞を

 「できるほうじゃない人

コミュニティに向けられた曲」 だと語る。

 無職や引きこもりは「できない人」の代表格だ。

 味方も理解者もいない孤独に潰されそうになる。

 しかし、そんな少数の、暗がりにいる人々に

光を当てられるのが、高橋優

 そして、「同じ空の下」なのだと思う。

 

 

 

高橋優ってそもそもどんな人?プロフィールをざっと紹介。

高橋優は秋田県出身のシンガーソングライター。

出生時の産婦人科で高橋が泣き出したところ

他のベッドの赤さんまで共鳴して泣く。

という覇王色の覇気のようなエピソードを

持つパイオニア

 

大学時代に札幌の商店街で路上ライブを始め

卒業後も映画館でバイトをしながら

映画館のオーナーにそのまま就職しないか。と

打診されたものの

路上ライブを続けていたところ

今の事務所にスカウトされ

2010年の7月にメジャーデビュー。

 

三枚目のシングル。「福笑い」は

東京メトロの宣伝に起用されている。

詳しくは東京メトロ。ガッキーで検索

してほしい。

 

路上ライブ、スカウト、タイアップ

まるで、シンガーソングライターの

王道の展開を行く高橋優。

 

しかし、お菓子のモナカの匂いを吸ってる

時が一番癒されるという

 生前退位する前のりんごももか姫でも

ちょっと何言ってるかわかんない

不思議くんの一面もある。

 

頑張ってる人代表の彼が

なぜ頑張らない無職のための

歌を作ったのか。・・・・

謎は深まるばかり。

 

 

「同じ空の下」のPVでは、3分あたりから

登場する、駆け出しの小説家のような

青年が高橋優本人だ。

 

髪はボサボサ、ヒゲも剃ってない

しかし、不潔な印象を与えないのが

彼の魅力の一つでもある。

 

飾らない。気取らない。

無職ならずともリスナーと

同じ目線に立ってくれる

スタイルが菓子。失礼

歌詞にも反映されている。

 

今、この瞬間、思っていることを

歌にする。

それが

リアルタイム・シンガーソングライター

高橋優なのである。

 同じ空の下。PVのキーパーソン。関根さん。

インスタ映えしないアパートの一室で朝を迎え

真っ先に手を伸ばすのは、お酒とタバコ。

見た目は、しがらみもストレスもない生活を

送っている。ように見えるのが、このPVの

主人公である、関根廣志さん(64)一般人だ。

 

ニュースでよく流れる

外国の空爆された建物の住人の

ような目でこちら見てくる関根さん。

しかし、バンカーバスター

落ちたにしては、綺麗な建物に

住んでいる。

 

これは高橋優のPVなんでしょ?

なぜ歌手でなく、一般人が出てくるの。

というあなた。

 

いい質問です。スペシャルサンクス!池上明氏)

 

これは高橋くんが、

なぜ夢も希望もない

無職のための歌を歌うのか。という

問いへの答えでもある。

 

なりたいものがあっても

それになれる。という保証はない。

どれだけ頑張っても、報われるか

わからない毎日。将来の安定は

保証されず、明日どうなるかも

わからない。

 

毎日、胸に不安がつっかえた

ような生活が続く。

それは、夢を追う高橋くんも

なんで俺は今生きてるんだろう?

という、ヤミヤミの実を食べたような

オーラを放つ関根さんも

同じだと思う。

 

だからこそ、このPVではあえて

高橋優本人ではなく、関根さんを

主人公にすることによって

同じ空の下の歌詞の意味

できない人を応援したい。

というテーマを強調したのだろう。

 

実際、PVに映される関根さんの

心情を代弁する字幕は

無職ならば、写し鏡を見ている

ようなものばかりだ。

 

人知れず、誰にも迷惑を

かけずに消える方法があるなら

今すぐ実行したい。

 

美しいものや、素晴らしいものに

出会っても、心動かされることもない。

 

悲しみから逃れるためにふて寝しても

夢の中まで不安が追いかけてくる

・・・・

もしあなたが、なんでもないふとした瞬間。

理由もわからないのに涙がこみあげてくる。

 そんな事があったら

とりあえず笑ってみるといいよ。

 

気休めに聞こえるだろうけど

口角を無理やりあげるだけでも

苦しい気持ちがだいぶ和らぐから。

ただ、時と場所を選んでね。

不気味な声がする。って通報されたり

しないように。

 

万人に通用する方法ではないし、

問題を解決できた訳でもないから

有益な情報とは言えない。

 

でも、笑いは重要だよ。

生きるのが苦しいのなら特に。

 

それは関根さんも同じだろう。

歯だけは大事にたほうがいい。

総入れ歯だと飯の味が違う。

とのアドバイスは全国の

学校で流すべきだと思う。

 

明日から、歯茎が後退するまで

子供達は歯を磨き出すだろう。

 

高橋優と関根さんと同じ空の下で、生きている。

 

同じ空の下のPV冒頭、信頼できる人間などいるのか。と

ひどく哲学的な質問を投げかけてくる関根さん。

 

義理、人情がない

現代社会では

そんなもの作れない。

 

ちーがーうーだーろー。

 

高橋優が生きている。

義理人情を歌にしている青年が。

 

実際

高橋くんの気取らない

笑顔につられて

笑みをこぼす関根さんの顔は

それまでのどのシーンにもない

生きる気力に満ちていた。

さすが高橋くん。

福笑いを歌うだけの事はある。

 

 

画面越しとはいえ、

同じ無職の人間が生きていると

心の辛さが少し和らぐ。

 

倍以上年の離れた

なんの財産もない老人の

日常が、どんな立派な名言よりも

心に響く。

 

 

人が生きることはとても辛い。

働いている人も、もちろん無職でも。

大事なのはそのしんどさを

共有できる他人がいる事。

 

たいして歩いてもいないのに、

靴づればかり増えるような人生も

悪くない。

 

本当はその人たちに会いにいきたい。

でも、距離が離れすぎている。

 

 

目標ができた会いたい人に会う。

行きたい場所に行く。

働いている人には

大した話に聞こえなくてもいい。

 

今日を生きる。

 

それだけでも十分立派な夢だと思う。

 

同じ空の下は

今から3年前の曲であるため

関根さんが、今どこで

なにをしているのか

はわからない。

 

でも

 

高橋優も

 

関根さんも

 

あなたも。

 

同じ空の下で生きている

 

そう思うと

生きる気力が湧いてくる

そんな奴もいる。