キリギリスはなぜ死んだ?

誰の目にも止まらない人々の、言葉に出来ない魂の叫びを綴るブログ。

無敵の人に共感する味方のいない孤独な弱者へ

「無敵の人」に共感する味方のいない孤独な弱者へ。

 

君は今、通り魔にマウントを取られ 降参も聞き入れてもらえず、

 

タオルを投げるセコンドもいない、審判すら見て見ぬふりで

 

そこにいる事すら否定される世界、君の悲鳴は「言い訳」と切り捨すてられ

 

その待遇が永遠に変わらない絶望を嘆いてるんだろう。

 

 

そして、そんな社会にしがみつかなきゃいけない現実に

 

「何もかもぶっ壊れてしまえ」という憎しみを抱いてるんだろう。

 

そんな中で、キモい上に金も地位もない、失う物はないから、

 

自爆テロに走るおっさん達。

 

「無敵の人」の登場に、喜びを感じてるんじゃないか?

 

なるほど。皆に名前と身分のある現実では、批判や不安の声ばかりだけど

 

名無しさんとして本音を語れるネットじゃ「いいぞ。もっとやれ」っていう

 

対岸の火事を見ているようなコメントも少なくない。

 

ニートや引きこもり、非正規や生活保護受給者に、「消えろ」「死ね」「正論」と

 

吐き捨てる大衆の「自分が社会不適合者にならない自信」も反吐がでるけど

 

通り魔をお祭り感覚で喜んでいる野次馬の「自分が被害者にならない自信」も大概だ。

 

多数派、少数派問わず広まる、「我々対彼ら」の分断。

 

このままでじゃ国際社会の移民へのヘイトと同じく、多数派を占める努力教の人々は

 

努力ではどうにもならない耐え難きを耐えている君を

 

「とりあえず叩いておけばいいいや」というノリで、これまで以上に攻撃するだろう

 

そんな事が続けば、君の生きづらさは「生きれない」レベルになってしまう。

 

 キモいだけのおっさんだけど、同じ痛みを知る者として、それだけは認めれらない。

 

無敵の人に共感する孤独な弱者を救う術はないのか?

 

無敵の人はなぜ孤独なのか?綺麗で清潔な無菌室とかした社会で。

 

弱者には味方がいない。なぜなら、君の周りには

 

挫折や失敗、嘆きや諦めといった、弱さをわかってくれる人がいないから。

 

彼らに悪意はない、痛みを感じないのか、そんなものより世間体が大事か。

 

いずれにしろ、耐えて、耐えて、悩みを振り払って走り続けても

 

奈落の底に落ちるレールから飛び退いた奴は腰抜けでしかない。

 

 

  

家族が敵になった日を思い出す。あれは学校を中退した直後。

 

「成人しても俺の金にたかって生きてくつもりか」

 

「なまけるとか、楽したいとか、思った瞬間に死ね」

 

「そんな育て方した覚えはないのに・・・・」

 

言いたい事はわかるよ。お金の事も、これからの事も。頭ではわかってる。

 

でも、職場にも、学校にも、家庭にも居場所がないクズは、大人の事情を飲み込めない

 

もしあのとき、わかってくれる誰かがいたなら・・・

 

やめよう。もしもを語っても、惨めになるばかりだ。

 

学校は中退。就活は失敗。残された道はフリーターの、「ニートよりはマシ」な地位。

 

石の上に三年座ってわかった。働くのに向いてないって

 

バイトすら必死なんだから。本気出して常人の半分以下の成果しかでない。

 

何もできない。何者にもなれない。

 

人は幸せになるために生まれてきたなら、死んでしまいたいのはなぜだろう。

 

正論は理解してるつもりだ。だから辛いんだ。

 

このままじゃダメだ。やり直さなきゃ。がんばらなきゃ。

 

前向きなセリフは心と体はを追い越して、それに追いつけない自分が惨めで

 

頭を回る暗い言葉から逃げ出すように外に出る。何も変わらないのに。

 

部屋に戻った時、机に置かれたバイト求人誌が何より辛かった。

 

「働きたくねぇ」とか言うけど、

 

学生時代は、まさか無職になるなんて考えもしなかった。

 

みんなそうでしょ?

 

自分がニートにになるなんてありえないって。違うよ。

 

 

苦しみを苦しめず、悲しみを悲しむ事すら許されない、綺麗ごと以外存在を許さない

 

無菌室の空気は、清浄どころか息苦しくなる一方。

 

第一、本音じゃみんな痛みしか叫んでないじゃないか。

 

そんな綱渡りを踏み外さないとどうして言えるの?

 

なのに、この社会は一度でもつまづいた人間を許さない。

 

生産性のない奴は死ね。という言葉の暴力は、刃物よりも鋭く心に刺さる

 

 何で僕だけがこんな目に。なんでここまで否定されるんだ。

 

 無職でも引きこもりでも、生きているのに。

 

どうして誰も認めてくれないんだ。

 

口から酸っぱい物と一緒にこぼれた愚痴に

 

「お前は人間じゃなくて、ゴミだもの」と返された

 

その時はそいつを道連れにして死のうと思ったね。どうせこのまま生きていても

 

変わらないどころか、悪くなる一方なんだから、人生の最後、くそったれな社会に復讐してやろう。って・・・・

 

 

できなかった。「違う」と思ったから。

 

 味方のいない人の味方は、孤独な弱者自身だった。

 

今、君がナイフを手に誰かを傷つけようとしているのなら

 

それは、君がこれまで経験してきたすべてを無意味にしてしまう愚行だ。

 

君を否定し、鬱憤を晴らしてきた奴らを肯定する愚行だ。

 

奴らはテレビを見ながら、安い缶チューハイ片手に「それ見たことか」と呟く。

 

君の怒りは2,3日ワイドショーで取り上げられて、それでおしまい。

 

それでいいのかい?

 

いいわけねぇだろ?

 

 

何者にもなれない。そんなことはない。

 

君はヒーローに最も必要な物、「痛み」を知ってる。

 

何も持ってない。むしろ必要ない。

 

あの日の、「もしも」になれるなら

 

 無敵の人に共感する味方のいない孤独な弱者よ。

 

明日に怯える誰かの居場所になれ。