キリギリスはなぜ死んだ?

社会に、いらね。と言われた奴の最後のあがき

がんばらなくていいよ。(前編)

頑張るという言葉がタブーになってだいぶたつ。

励ますのは悪くない。

 

けどみんな頑張りすぎて苦しんでいる。

 

 だから言おう。もう頑張らなくていいよ。と

 

この二ヶ月、ブログの更新をサボっていた

キリギリスはなぜ死んだ?を

覚えている人はいるのか

わからない。ただ、ごくごく少数の読者に言い訳をしたいのは、この数ヶ月はとてもブログを書きたい気分ではなかった。

 このまま消えても問題はないのはわかってる。

でも、なにかを生み出せない虚しさに慣れないから、帰ってきた。

このブログがただ一つの居場所だから。

 

 

お前、前にも同じようなこと書いたよな。

お涙頂戴を書きなぐって人の気を惹こうとか、恥ずかしいと思わないの?

 

たった一行だけで、気が狂ったように連投してくるアツいファンの君

 

 わけを話すから、そこに座ってれ。

 

 子供のころからのコンプレックス。

言わなければ良いことをネットブログに公開するのはあまりにリスキー。

だけど吐き出すにはこのタイミングしかないと思った。

 

僕は両親と暮らしたことがない。

僕を生んだ人(母親)は、小さいころ手術をして、食事をしたらしばらく立ち上がれない障害を抱えていた。

 

父親は仕事で家にいないため、母親一人の子育ては困難。

 

なので僕は母親の母(おばあちゃん)と母親の姉(かあさん)

そしてかあさんの妹(おばさん)と4人で暮らしていた。つまり、物心ついた頃から

実家(両親の家)で暮らしたことはない。

 

今はおばあちゃんもかあさんも

死んでしまったから、おばさんと二人で住んでいる。一応金はいれてる。

ここまで書いて、コメ欄に連投するクソ野郎に対抗したいのがわかった。

我ながら小さいやつだなぁ・・・・

 

話を戻そう。

両親とはまったく疎遠だったというわけではなく、学年が上がる毎年一回

おばあちゃんの家に集まり

僕をどちらの家で引き取るのかを話し合っていた。隣の部屋にいても

大人たちの会話が耳に入る環境は、僕の悟りグセをはぐぐんだ。

まぁ、損をするのは自分だから、他人のせいにしても意味はないけど。

 

最後はどっちの家で暮らしたいか?が聞かれ僕はおばあちゃんと暮らしたいと答えた。

理由なんて特にない。そうすれば褒められたから。

 

父親はいつもイライラして疲れていた。

会社から電話がくる。電話越しに怒ったり、謝ったりしている。

このころから、大人は大変だな。と思っていた

 必死になって働いても、ちっとも楽しくない。じゃあ頑張ってもむだじゃないか・・・・

 

まぁいいや、とにかく僕は父親が好きではなかった。

こういうと、厨二病wwwとありったけの冷笑をむけてくる輩がわいてくるけど

厨二病とか、子供部屋おじさんとか

どうしてここまで、人を侮蔑する単語ばかりが生み出されるのだろう。

ネット民の悪い癖だ。

いや、人間の本性はマウンティングと優越感だからしょうがないか。

 

そんな諦め癖せがあっても、親に感謝しろ。系の

マウンティングはマジで勘弁して欲しい。

もちろん学費は出してもらっていたけれど・・・・

親に感謝しろ。と言われても、人間には

人それぞれ暮らした環境が違うのだから

ひとくくりにはできないだろう。

 

確かに、この世の中には、度し難い苦痛を我が子に与えてあやめてしまうような

毒親のニュースが競争のように流れている。

それに比べればなにを?死ななかっただけありがたいと思えという人もいるだろう。

しかし、こういうお前より不幸な人が〜論法は大嫌いだ。

痛みの感じ方なんて人それぞれ。君が痛いなら、痛いといえば良い。

ましてここは僕の個人ブログ。好きに書かせてもらおう。

 

多数派の普通が、少数派の異常なのは、今や常識だ。

 

 特に悪夢だったのが家庭訪問で、僕は両親の住所で登録されているから、担任は

両親の家にいくしかない。僕はおばあちゃんのうちに帰るけど。

 僕のいない家で大人たちは何を話すのだろうと思っていた。

 

 父親は、毎年一回しか現れない。父親という続柄だけど僕には

親戚のおじさんという扱いに近い。

果たしてこの人がいなくなったとき泣くことができるだろうか。

彼がいなくなった時、なにを悲しめば良いのかわからない。

 

母親は、月に何回か会いに来て

旅行に連れて行ってくれたこともあるし、

おばあちゃんとの中も悪くはなかった。

 

母さんと同じ。いなくなってはいけない人だった

 

だから、今だに信じられない

 

いや、本当はわかっていたはずだ。

 

 

 

ガンパレない奴には報いがあるのだと