キリギリスはなぜ死んだ?

社会に、いらね。と言われた奴の最後のあがき

ブログがマンネリ化している。

文才がない。書けない。と愚痴りつつ、やめるにやめられず続けてきたブログも

今月で3年目になる。何事も二年でリセットするクズとしては新記録だ。

死にたい〜とか、死ぬ〜とかメンヘラかまってちゃん丸出しの記事ばかりでも

目を通してくれる人がいたからこそ、ここまで続けてこれたのだと思う。

 

そこは素直にありがとう。と伝えたい。

 

生きているだけで疎まれるゴキブリのような内容でもしぶとく生き残ってきたけれど

最近困っている。書き始めた時は新しいアイデアと思っていたのに、途中まで来ると

「あれ、これ、前も書いたんじゃね?」と気づく。

 

同じ文句の繰り返し、俗っぽい言い方をすれば、ブログがマンネリ化しているのだ。

それはつまり、世間体の悪さに耐えきれず小さな部屋の中で窓とドアを閉めきり

動けない弱さを社会のせいにして心を保っていた頃から変われていないって事。

1mmでいいから何か変われ。良い事がおこれ。頼むから誰か気づいてくれ。

 

俺はここにいるんだ。

 

時間と距離を置いた今だから、うわぁ・・・・・と感じるけど

前のめりでキーボードを打っていた時は、減る一方の貯金より大事だった。

自分の世界に引きこもれば、外敵に襲われる心配はない。

でも、四畳半が世界の全てになると、心が狭苦しくなり、我慢できなくなる。

 

誰にも会いたくないのに、誰かと繋がっていたい。

 

上司、同僚、親、友達、周りの誰かにおかしいよ。と言われた心の叫びを

おかしくないよ。と言ってくれる方はいませんか。

看守と化した知人から逃れ、常識の壁で囲われた世界から抜け出したい。

 

ネットを通じていろんな人の、多様な考えに触れて心が軽くなったのは確かだ。

 ここは広くて居心地がいい。だからこそ現実世界との差の激しさに苦しむ

社会で生きるのは厳しい。生きる理由を根こそぎ奪われていくような感じだ。

 

もちろん、社会から外れて生きていく方法があるのは知ってる。でもできない。

生まれてこの方バカ真面目だけが取り柄で生きてきた。

他人は関係ない。自分を常識で縛っていたのは、自分自身だった。

 

別に激務でもなんでもないのに苦しい。辛い。死にたい。わがままなのはわかってる。

そんな非生産的な考えをしても仕方ない。でも、考えるな。考えるなと念じるほど

頭は暗い想像をする。

ほら、眠ろうって思うほど、眠れなくなる時、あるでしょう?あれと同じ。

 

ほうっておくとぐるぐる回っていく言葉、そのガス抜きとしてブログを使う。

そこでまた、ブログを書く意味を見失う。これは他人に見せるべき内容なのかと。

 ただのガス抜きなら、ノートに書きなぐって終わりにした方がはるかに効率的だろ。

 て、これも前に書いたことあるな。引き出しが少ないというか、なんというか・・・

 

だからといって、悲しみや苦しみに蓋をして、ピエロになれるかと聞かれてもな。

「これは果たして世に出すべきなのか」そう考えたら、永遠にブログなんて書けない

 どうしても誰かに伝えたい。他人に屁を嗅がせてどうなる?心の中の常人のささやきを

無視して、ありのままの姿を見せてきたからこそ、ここまで続いたと信じる。

 

苦労が存在しない世界なら文句は言わない。

 

でも現状はみんなの見ているまばゆい光と真逆の世の中だと感じてしまう。

少なくとも、大衆の言う、美しい国の存在をまだ実感できていない。

人間は闇を恐る生き物だからしょうがない。

町はネオンに包まれたけれど、星明かりの美しさを消してしまった。

 

 

一つの苦しみも悲しみもない世界は、害獣の存在を許さない。

ドブネズミの素晴らしさは写真には映らないからだ。

 ちなみにリンダとは、スペイン語で美しいという意味がある。

 

同じように、死ぬとか、死ねないとかは世の中の人達には汚らしいゴミなのだろうけど

 

クソみたいな自分を変えるために、悲しみや苦しみと向き合う場所を必要としている人にとって、なくてはならないものだ。

 

できるなら、今まで書いてきた記事が、暗闇を進んでいるあなたと一緒に歩いている事を願う。

 

今後の方針

 

嘘はつきたくないと言ってみたけど、現状が気に入らないのも正直な気持ちだ。

これまでは、このままじゃダメだ。という葛藤だったけど

 

今はなんというか、うまく言葉にできない、「ああ、またこれか」的な感じ。

もちろん、目の前にある問題が解決した訳もなく、不安は据え置きなんだけど

膿を出し切ったというか、これまでの焦りとは違う何かだ。

 

変えなくちゃ。ではなく、変えてみようか。という感じ。

 

かといって、いきなり逆サイドに切り返しても、足をくじくのは目に見えている。

ならどうしよう。うーん。わからん。

 

最近だと詩を書いてみようかと思った時もあった。

amazarashiのPVに出てきた中原中也の詩集を読んで、意味はわからなかったけど

わかりたいと思える共感力と、無駄をそぎ落とした言葉のミニマリズムを感じた。

 

そして、数行で読み終えるからこそ、何回も読み返せる手軽さもある。

一記事2000行は多すぎじゃねと思っていたから、中也には求める全てが詰まっていた。

 

(もちろん、ブログを書くのは好きだけどね。)

 

本当は好きじゃないんだ。こういう、本題とかけ離れた独り言を書くのは

でもまぁ、今回はとにかく、数字を考えないでのびのび書くっていう目的があったから

それはそれでOK。

 

余計な事を考えないで、書きたいままに書くと気持ちがいい。もちろん自己満足と言わればそれまでだけど。

 

今後どうなっていくかはわからないけど、ブログをやめない。とは言っておこう。

誰も求めてないなんていいっこなしだよ。

だってここは、飽きっぽい僕らの変えた、たったひとつの世界なんだから。