キリギリスはなぜ死んだ?

社会に、いらね。と言われた奴の最後のあがき

無駄な勉強から抜け出すためには。

この一ヶ月はなんだったんだ。片道一時間の帰り道、電車の中で感じる疲れ。

 

会社から資格の試験を受けろ。という命令をうけ、200問近い問題集を毎日解いて

この日のために備えていたというのに、20分でそれは無意味になった。

一ヶ月、遊んでいたわけじゃない。サボっていたわけじゃない。ならばなぜ?

勉強のやり方が間違っていたから。でも、何が間違っていたのかはわからない。

 

無駄な勉強法から抜け出すためにはどうしたらいいのだろう。

 

 無駄にならない勉強法とは?勉強がうまく行かない4つの理由。

 いつものパターンなら、ここから自虐が始まるけれど今回は一味違う。

ブログを書くのもめんどくさいくらい落ち込んでいたとき、

 

さっちゃんさんの記事が目に止まった。

 

ワイが勉強法を読み漁った結果「これはマジで天才になる」と思ったやつランキング! - 働いたら負け

無駄にならない勉強法の本を読みました。とても参考になりました。

2018/12/01 09:57

 

制作期間4ヶ月

ブログをかじった人間なら、彼の苦労がわかるはずだ。

論理的でとてもわかりやすい。ぜひ見てほしい。

そんな超大作を無断でパクるのも忍びなく、引用元として貼り付けている。

さっちゃんさんがもし不愉快でないなら、知のギャグマシーン

 

トータルテンボス風に、「かまわんよ」と返してほしい。

 

この記事の中で、

 

ムダにならない勉強法

ムダにならない勉強法

 

 という本が紹介されていた。今回のテーマである。

 

 

サンマーク出版かぁ・・・・という第一印象と、この手の本を読んでも

実になった経験がないため、気は進まなかったが、読んでみたら

自己啓発と上から目線は鼻に付くものの、この虚無感から抜け出すヒントにはなった。

 

 

 

 

著者の樺沢氏によると、大人の勉強がうまくいかないのは

 

  • 勉強が辛いと感じるから
  • 教科書、テキストがないから
  • モチベーションがなく、続かないから
  • ポイントがわからないから

 の4つの理由があり、これを乗り越えるには、勉強法を知ること。

 

この本の中で、いいな。と思ったセリフがある。

 

この世に頭の悪い人間はいない。勉強法を知らない人がいるだけだ。

樺沢紫苑 

 

 

 

「勉強法とは、勉強するための方法」ではなく

 

「勉強を開始するための戦略」であり、これを間違えると、いくら時間を消費しても

意味がない。

 

なるほど、つまり僕は一ヶ月、勉強のやり方間違えていたわけだ。

ならば、正しい勉強のやり方とは?

 

勉強が辛い=楽しくすればいい。

 

人間は楽しいことをすると、脳からドーパミンが分泌される。これは集中力と記憶力を高め、学習効率を大幅にアップさせる。

 

逆に、嫌いなことをすると、ストレスホルモン、コルチゾールが分泌され

記憶力を司る海馬の働きが低下する。

 

 つまり、「勉強しよう」という強制ではなく、勉強が楽しく、「やってしまう」

「やりたくてしょうがない」状態になれば、勉強は効率化するというわけだ。

 

理屈はわかった。しかし、夏休みの算数ドリルすら投げ出すレベルの勉強嫌いが

どうやって、勉強を楽しめば良いのだろう。

 

勉強を楽しくする=魅力を聞く

一番いいのは、勉強好きの友達に聞いて見ること。興味のないジャンルでも

その分野の面白さを教えて貰えば、新しい発見がある。

 

せやかて工藤。周りが勉強なんかしなくても生きていける。って人たちばっかだから

こんな生活してるんやろ。と返したくなる。

 

そんな僕らのために、「本」がある。勉強の好きな有名人の本を読んでみることで

勉強の魅力に触れられる。というわけだ。

 

試しに、著者の紹介している勉強法の古典「知のソフトウェア」に目を通した

触りだけでも感動する内容で、それについては別の機会に話したい。

 

池上彰氏も紹介されており、目を通したけど、やっぱりわかりやすい。

さすがCのこと、スィーっていう知識人である。

 

ほかにも、知りたい目的に分けて著者が紹介されているので、詳しいことは本を

見てみてもいいんじゃない。

 

勉強を楽しくする=脳を喜ばせる

 

もっとも学びが大きのは、知りたいことが3割り、知らないことが7割り書かれた本

 

情報はネットワークとして記録する、そのためには、「知っていること」が

ある程度ないといけない。

 

つまり、3対7の割合、「ちょい難」を選ぶのが脳に一番いい。

 

なるほど。ゲームでもダークソウルより、デモンズソウルの方が評価が高い。

難しい前作が好評だったからと難しすぎる次回作が好評とは限らない、

そこがまた難しい

 

 勉強が楽しくなる方法=脳に褒美を与える

 

脳は報酬を欲しがっている。そのためには、小さな成果を記録して、脳にご褒美を

与えるといい。例えば、英語のヒアリング時間や、問題種を何ページ解いたか

勉強時間そのものなど・・・

 

数値の変化や、微細な変化、ちょっとした成果でも、脳はドーパミンを分泌する。

 

毎日続ける。まとめて一気にやる「集中学習」よりも、毎日コツコツやる「分散学習」

の方が復讐の回数が増え、記憶に残りやすい。

 

たとえ短い時間でも、毎日コツコツやった方が、少しづつでも、結果がでる。

というわけだ。

 

勉強を目的化する。

 

勉強を無駄にしないために重要なのは二つ。

 

目標を決めること

 

気づきを得ること

 

目的地=勉強の目標を決め、どうなりたいか、獲得した知識をどう生かすか

を決めることで、最適な勉強法がわかるのだそうだ。

 

そのためには、「無知の知

自分が何を知っていて、何を知らないかを

明白にする。そうすれば、知らない部分を勉強すればいい。

 

それを、この本では、気づきと読んでいる。

 

そこから、自分は基本を学んで抑えているのか

様々ななパターンを身につけ応用できているのか

基本も応用もすでに身につけて、自分流を突き詰めているのかを

自問していく

 

そのために必要なのが、インプット、そして、アウトプットだ。

インプット、アウトプットの重要性。

 

大事なのは、アウトプット前提のインプットをすること。

 

あとで、アウトプットする。と分かれば、インプットも重要な部分のみとなり

無駄な学習をしないで済むはずだ。

 

「アウトプットとは」脳の中に入った情報を脳のなかで処理して外界に出力すること

具体的には、「話す」「書く」 「行動する」にあたり

 

話すより、書いた方が、記憶に残りやすい。

 

つまり、勉強の結果をだしたいなら、書いた内容を音読するとよい。

 

その後で、問題集を解いたりして、自分の知らないこと、を突き詰めていく。

ちなみに復習するタイミングは一回目が一日後

 

二回目が3日後

 

三回目が7日後といった風に

 

最初は早めに、その後、徐々に時を開けて復習するといい。

 

 

 フィードバックする。

 

インプット、アウトプットの間に必要なのが、フィードバックだ。

 

フィードバックとは、得られた結果を評価、考慮して、次のインプットに

修正を加える作業のこと。

 

問題集の間違えた部分を読み返したり、興味をもった本から、同じ分野の別の本を

読んでみるなどがそれに当たる。

 

フィードバックがないと、どれだけインプット、アウトプットを繰り返しても

空回りになってしまう。

 

大事なのは、「なぜ間違えたか」を自分で考えること。なのだそうだ。

 

 なぜこんな記事を書いたか。

 いつもと違う内容で、戸惑った人もいるかもしれない。なぜこんな記事を書いたか

というと、勉強を無駄にしない最大の方法は、知った情報を発信すること。

だと気づいたからだ。

 

ブログを書いても無駄なのか。という不安をなんども書いてきたけど

不安を考えても、考えるだけで何も変わらない。そしたら、これまでやってきたことが

本当に無駄になってしまう。それだけは嫌だ。

だったら、

何か一つでも、変える可能性があるのことをしてみたいと思ったんだ。

 

なにより、この一ヶ月、知らないことを知れたのは、嬉しかった。

もしかしたら、

勉強が面白いかもしれない、それがこの一ヶ月で得た「気づき」だと思う。