キリギリスはなぜ死んだ?

社会に、いらね。と言われた奴の最後のあがき

この世は暮らしにくいごみ捨て場。望まれない奴ほど長生きする。

命の値打ち 

東京。といっても、その土俵際を踏んでいる郊外は夕張市並みのゴーストタウン。

当時はナウいと言われた佇まいの建物も

ナウい。という言葉自体ナウくない現代。

廃墟になるまで目と鼻の先の入居者しかいないアパートに人の気配はない。

外から聞こえるのは鳥や猫の鳴き声。

当たり前だ。常人は皆働きに出ている。

世間の流れから取り残された僕が起きたのは重役出勤並みの時刻。

部屋の壁にかけた時計の音がサラウンドシステムのように響く。

買ってきてからほんの一瞬も休むことなく小さな円の中を回る単純作業を続ける

短針は平日の昼間から家の中でゴミ記事を書いている無職に

時は金なりと説教している気もする。

 カッチ。コッチ。

爆破予告もなく、一秒ずつ破滅に向かっているのだけは

疑う余地もない時限爆弾のカウントを誤魔化したくて

つけたテレビは夕方のニュース。

 道に落ちていたタイヤに乗り上げてしまい、乗っていた車から降りて

歩道に立ち退いていたら、後からやってきたトレーラーがタイヤを踏んで

そのまま横転し、避難していた

親子に突撃。二人とも亡くなった。

 

チャンネルを変えても同じ報道。

これはいつものがくるな。

思った通り。故人の友人に話を聞くパターン。

彼女は将来、教師になりたかったのだそうだ。

明るく前向きで、未来に希望を持った学生の悲劇。

暗く後ろ向きで、目的も生産性もなく

過去の思い出にすがるしかないニートには

なんでお前は生きてるの?という無言の圧力に感じる。

 

数日は騒いだものの、ハロウィン、トランプ来日、そして座間市のサイコ白石。

新しい悲劇が起きればどこかへ消えてしまった。

テレビ局にとってこの事件はナウくなくなってしまったらしい。

  命に旬があるとは初耳だ。

 

僕の命。優遇されたのはいつだったのだろう。

記憶に残らないほど昔、あるいは存在しなかった

 どちらにしても今生きている理由はない。

 

生きているだけで素晴らしい。のなら

生きているだけで金をくれ。

生きているだけで金を欲しがるのは図々しいとでも。

金がなくてどうやって生きていくのか。

 

現実は心すり減らして社会にしがみつき

限界突破してこの世から脱落した人は、かわいそう。

死ぬ前に逃げて、心に傷を抱えている無職は死ねば良い。

敵前逃亡を許さないみたいに

 

なら生きているだけでいいわけない。

生きるべき人とは。

何が、誰が、人の命を値踏みをしているのだろう。

 ニートってなんで死刑にならないの。

目も当てられないほど酷い殺人事件の犯人。その罪の重さを考えれば

極刑は逃れられない。と思いきや医者の見立てで精神に異常があるからセーフ。

殺さないで病院に入れておきます。

僕はやってない。ビリーが出てきたんだ。と言えば罪を免れる

なぜ裁かれない。

犯人は未成年でした。将来立ち直るかもしれないので、保護します。

顔も名前も言いません。

 隣人がもしやそいつだと思うと、不安で夜も眠れねぇ。

正直、さっさと処分してほしい。

 

生き続けるのを望まれない存在。

似ている。ニートに。

昔、ワイドショーで高齢ニートの特集を見たとき

 

月数万の親の年金で暮らしている50代の男性。

幼少期に親との間にトラブルがあったらしく親が子の面倒を見るのは当然。と話す。

母80代。あの後、どうなったのだろう。

別の40代引きこもり。学生時代にいじめにあい、他人とうまく接することができない。

学校を中退し、バイトをやってみたものの

職場の人間は、学校にいるやつらと変わらかった。

現実を理解したその日、彼は自宅の精神と時の部屋の出入り口を封鎖した。

生活ゴミの散らかった部屋。レトロゲームのコントローラーを握りつつ

 俺が悪いんじゃない。社会が悪いんだ。と悪態をつくふくよかな背中を映す

液晶に向かって

こんなやつ死刑にすればいいのに。と呟いた

自分も世間に同じ目で見られるとも知らずに。

 なんで国費を使ってまで、ゴミ処理しなきゃならないの。というあなたの意見は

もっともだけど。

 

最高のリスクマネジメント。生まれない。

社会的地位のある人々は、この社会から弾かれた人間を見下し、あざ笑う。

なぜか。自分がそうなるとは思っていないからだ。

なぜだ。自分が明日殺人犯にならない。という保証も、職を失わないという

自信はどこからやってきた。

 

哲学者。シオランは言う。

 

 

 どんなくそ野郎でも、体の作りはあなたと同じだ。

人は生まれた瞬間から、ニートや殺人犯になる可能性を背負う。

 

首を横にふる人は歴史を振り返っても同じこと言えんの?

 

戦争

 

人間の歩みは殺し合いとともにある。

 

正義、生存圏の防衛の名の下に、どれだけの残虐な行為が行われてきたか。

生きるためには手段を選ばない。人間の本性は

朝方の道端で酔っ払いの吐いたゲロをつつくカラスと一緒。

それを否定するのは偽善だ。

 

現実から目を背けず、まっすぐ真理に向かっていく

勇者のブログ。

 

bonbond.hatenablog.com

 初めて見たときは、ヒザを手で何度も打った。

誰もが社会で生きる資格を失うかもしれない。

ならば、存在しない、させないのが最善策。

はてな危機管理分析室キャップの僕としては

生まれない=究極のリスクマネジメントを提唱したい。

 

 

 

哀れみは誰も救えない

 何ヶ月か前、学生のブラスバンドの発表会で自分のソロパートが終わっても

ドラムを叩き続けた少年が、指導していた音楽家に体罰を受けた。

音楽家は口で何度もやめないか。と言っていたにもかかわらず

 

少年には発達障害があったということだった。

世間では、病気は関係ない。この場合、殴って当たり前。という意見が目立ち

発達障害を擁護する人々の霊圧が消えた。

そもそも、発達障害というのは、常軌を逸した行動にでる子供を指すのではなかったか

かわいそう。というイメージばかり先行して、その中身を

本当に理解している人間はいない。

 

誰でも情報を発信できるようになった時代の悪い部分がでてきている。

 

例えば、某ヨットスクール。行き過ぎた指導で問題になったこの学校。

僕の疑問は、そこに送られた子供が通常の指導でも反省の色が見られなかった奴ら

いじめ自殺の加害者であっても、かわいそう。やりすぎ。と言えるか。

本筋から外れるけど、自分の子供がいじめられているのを心配する親はいても

いじめているのを想像する親の話は聞かないのはなぜだ。

 

思うに、体罰をする人間と、哀れみから人を擁護する人間は、同種の存在だ。

社会的弱者の弱い理由を理解せず、その場で湧き上がった感情で行動し

溜飲を下げる。

この国の人間は横並びが大好きだ。個人のわがままに眉をひそめ

その場全体の釣り合いが先にくる。

それは、職場に不満を訴える会社員より企業の事情の方を優先される現実を見れば

わかるだろう

同時にそれを受け入れられず、取り繕おうとするのも。

不登校の学生に学校に行かなくていい。とその場だけ耳障りのいい言葉をかけ

その先何が起こっても知らぬ。40過ぎて引きこもりになったとしても

それは、お前が自分で考えなかったのが悪いんですぅ〜俺は知りましぇ〜ん。

というまるで少年法を擁護する弁護士のような輩。

死刑囚、ニート、クソガキ。

社会に適応できない者は、社会から疎まれるだけの理由をもっている

この国がいかに偽善に満ちていることか。

 哀れみは人を救えない。

それは、かわいそう。で難民を受け入れ、悲惨な現状にある国を見れば一目瞭然。

ニートとはなにか。

 ここまで何人の読者がついてきてくれたのか。

過半数は序盤の数行でブラウザのバツボタンを押しただろう。

それも仕方ない。人間の本質は暗く、悲しい。

かの哲学者は大衆は哲学を必要としない。なぜなら哲学は、他人にも

本人にも、大衆に望まれる益をもたらさないから。と言っていた。

真実は人を幸せにはできない。

そして真実を追い求める哲学者は、常に孤独だ。

大衆が目を背けた現実に向き合い、己の内面と語り合う。

並みの人間にできることじゃない。

なぜそこまでして。

 

 

本当の正義、真の善とは

よく見られようとする人ではなく、よくあろう。とする人のことをいう。

 

 

美辞麗句を鵜呑みにして得たものは数え切れない侮蔑の目。

 なら 僕は悲しい、辛いと叫び続ける。

毎週取り替えられた求人誌のラックの前に立つたびに

運転中路地から子供が飛び出してきたような感覚になる奴の気持ちを

言葉を味の向こう側にいくほど噛んで説明しても、わかる。と頷くのは

宗教の勧誘ばかり。

 

現実から逃げんな。向き合え。獣はいない。君はのけもの。

それどころか存在自体認められない。いなかったことにされている。

君の見込みよりずっとこの社会は冷淡で冷酷で、悲惨だ。

大衆は否定するけど、否定したい現実を作っているのも、また大衆。

その矛盾に飲まれ、生ける屍とかす犠牲者を気休めでも減らさなければ。

ジャ◯リパークなど目指さなくても、本当の愛はここにある。

 

なぜ働かなければならないのか。なぜ理不尽に耐えなければならないのか。

なぜ生きなければならないのか。

大衆が興味を示さない金にならない事実。それと向き合おうとする姿勢こそ

哲学する人。

 

そう。

 

ニートとは哲学者なのだ。

 この世は夢の島

 神は心の強い人をそばに置きたがる。だから生きることを望まれる人ほど

早死で、魂の弱い人、強がっている人がこの世に残る。

つまりこの世はでっかいゴミ捨て場であり、夢の島でもあるのは

打ち捨てられ、誰にも必要とされなくなった建物のような

ゴミブログを更新ナウしている僕が存命していることで

証明されている

 

子供の頃は楽しみだった誕生日。今は絶望への秒読み

もうケーキを買ってきてくれる人も僕の誕生を喜ぶ人もいない

お土産屋に売っている水をすってでかくなる人形のように

死という言葉が大きくなっていく。

 

僕は死というワードをよく使う。大衆の嘲笑が見える。

 

死と向き合ったことがない奴は真剣に生きていない奴だ。と

いつになったら気づくんだろう。

 

 

この世には死んで当然の人間が存在し

 

誰もが社会で生きる資格を失う可能性を持っている。

  生きればいい。死ねばいい。どちらとも言えない

 この社会は生きるに値しない。生きてやってるんだ。

なら

 

命の値打ちは自分で決めるさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会に必要ない奴のサバイバビリティ

 

油断すると死にたくなる。

常に歯を食いしばってないと、人生の最後に辿りつくと言われている

川を渡って、あの花を摘みたくなる。

 

台風の中、田んぼの様子を見に行って戻ってこない年寄りのように。

 

どうして踏みとどまる。僕はオンリーワンじゃない。取り替えのできる歯車。

 

いや、全体を構成する部品ですらない。親のスネにたかって生きる寄生虫

 

ゴキブリ。目に付いただけで殺虫剤を吹きかけられる存在。

ニートがいて良いこと。って・・・・

 

社会に必要のないゴミが生きるに値する理由ってなんだろう。

 

 

 夢のカード

「年金払うから。金貸して。」

 

税金を納めるという口実を前に出せば、金をねだる言葉をひねり出す時の

 

喉にたんの絡まったような不快感がやわらぐ。

 

怠けた日々に慣れてきたらしい。 

 

senbeibj59634hu.hatenablog.com

 

ニートでいるのも悪くない」

 

諦めと現実に向き合う恐怖から、社会に馴染めない自分を肯定しようと

したけど、世の中そんなに甘いはずもなく。

 

あと一撃食らえば立っていられない。 その最後の止めがやってきたのだ。

 

僕の親は軽度の肺がんで肺の4分の一を手術で取り除いた。

 

それ自体は大した病気ではない。(by医者)けど

 

除去しきれなかったカスっぽい奴が

気管を通り喉に張り付いて、新たな腫瘍になろうとしている。

 

手術は必要ない。しかし、治療のため3〜5週間入院する。

 

他人には大した事件ではなかろう。

 

でも、僕は違う。

 

今までは、誰もいない家に帰っても、孤独なのは一瞬だけ。

 

数時間すれば「ただいま」と言われ、「おかえり」と返せる人がいる。

 

すると、心に柔らかい明かりがついたような

 

生きている実感を得たような気分になって、安心した。

 

 

今は三週間でも、いつか僕は本当に独りになる。

 

 脳内で現像された青写真には野垂れ死んだ僕が写ってる。

 

 はるか彼方だと思っていた悪夢がじらしながら近づいてくる。

 

まるで、いちいち近況報告しながら近づいてくるメリーさんのように。

 

「あたし、メリー。今あなたの家の前にいるの。」

 

電話してくるのはいいけど、通話代お前持ちな。

 

ネットの通信費と一緒に払っといて。

 

ついでにお前のイタ電を音声に変換した電話機の電気代。

 

お前の電話を取るときにこぼしたカップ麺に入れたお湯の水道代。

 

カップ麺代。

 

もちろん麻生レート。

 

日に日に危険を煽るスタイルで受けた精神的苦痛に対する賠償。

 

あと今月の家賃と今週のジャンプ。払えないってんなら、体で支払ってもら・・・

 

ネットでしか吠えられないお前にそんな物言いできるものか。

相手は地獄先生ぬーべーですら除霊に失敗した怨霊だぞ。

 

 当時の少年たちと患者二インフィニティ丸山君のトラウマを

 

掘り起こすのはそこまでにして己の現実と向き合う。

 

 部屋の隅に投げつけた求人誌を慌てて引っ張り出し

 

エロ動画を見るような目つきで一つ一つ確認する。

 

どれも常連さんばかり。人がいない。集まらないってことは

つまり誰もやりたくないバイトだ。

 

慌てて貧乏くじを引くようなマネをしても

長続きしないだろう。

 

短期。という手もあるけど

雇われている期間をすぎたら、また探さなきゃならない。

 

そんな言い訳をする余裕はどこから湧いて来る?

 

 いつになったら地に足をつけるんだ。今頑張れない奴は一生頑張れないんだぞ。

 

旅なんてしてる場合じゃない。

遊びに行くのはまずお天道様に顔向できる身分になってから。

 

待ってくれ。僕はいつ犯罪者になったんだ。

いや、勤労の義務を放棄した時点で憲法違反なのか。

 

 天は見ている。と昔の人は言った。太陽は老眼。

 

僕をどう見たらなこんな目にあわせる。

 

正常な査定と言うのなら評価項目をくれ。

 

それをかたく守れば、肝臓を締め上げられるような生活を

しなくていいなら、誰だって守るだろう。

 

地球から約一億キロ離れた天体に悪態をついても

 求人票は変わらない。

 

いけるはずもないほど遠くの町の募集まで目を通しても

ディオのラッシュが返ってくるだけだった。

 

 

冬になって食べ物を探したところで。

 

思い通りにならない現実ごと、求人誌を叩きつけた。

 

フリーペーパーに当たってどうする。

 

童謡みたいに増えるとでも。

 

ポケットの中にはビスケットが一つ。

 

ポケットを叩くとビスケットは割れる。

 

当たり前だ。

 

脳みそが風船のように膨れて頭の内側を強い力で抑えつけている

狭苦しさと

 

僕の周りだけ標高が高くなったのかと疑いたくなる空気の薄さに

耐えられず、その場から逃げ出す。

 

僕はどうすればいんだろう。

 

どこへ向かえばいいのだろう。

 

答えはとっくに出ているのに、それを認めたくない。

 

町をさまよえば他にすがるものが見つかるはずもないのに。

 

駅前で飲み物を買おうとした時

 

聖書を差し上げる。というおばさんに声をかけられた。

 

お天道様の「大丈夫!キリストの攻略本だよ!」という声。

 

なるほど、人はこうやって宗教にはまっていくのか。

 

僕の心の固定ツイートに「神は死んだ」と書かれていなければ

この思考停止した笑顔を我がものにできたんだろうか。

 

神の教えを守る善良な人々のありがたいお誘いを断れば

18時を回っていた。

 

昼間は暖かいとはいえ11月だ。日光にしごおわ

されれば気温も低くなる。

 

自転車移動も顔に当たる風が爽快から不快に変わる。

 

自宅のドアを開けて静寂を手に入れる。

 

2m先にあるドアすら見えない暗さ。

冷気と一緒に体に染みこんでくる不安の正体。

 

時計の音だけが響いている。

 

靴紐を解いてからどれだけたったのだろう。腰を下ろすと立ち上がれない。

 

そこで根を張ったみたい。

いっそ光合成できるようになれば食費もかからないで済む。

 

その時、この部屋の日当たりの悪さを思い出した。

 

僕は根っからの日陰者だ。太陽から見えるはずもない。

 

くだらない。どうしようもない。僕の今までも、これからも。

 

支離滅裂なワードを口走ると、なぜか笑いがこみ上げてくると

同時に、泣きだしていた。

 

どう聴いてもダークナイトジョーカーであった。

 

録音してそっくりさん大集合に出せば、グランプリだったろうに。

惜しい事をした。

 

ふと思ったけど、ジョーカーとメリーさんではどちらが強いのか。

 

厨二病という意味では、利き手に超パワーを封印した教師より

ゴッサムの申し子の方が上回っている。

 

無職の気狂いピエロVSイタ電メンヘラ電波女

 

馬場VSハンセン以来の夢のカードではないか。

 

 社会はそんなに甘くない。の意味。

 他人とのやりとりに揉まれ、精神をすり減らしながら8時間の労働に耐える。

 

諭吉一枚稼ぐだけでも死に物狂いなのに、使うのは一瞬。

 

光熱費。わかる。家賃。わかる。保険料も・・・ぎりわかる。

ただし年金。てめーはダメだ。

 

 16500円。将来働けなくなった時のため。

 

年寄りの面倒を見るのは若者の務めと言うけど

今働けないならどうしたらいいんだ。お前はまだ若い。

 

若いなら苦労しろ。

 

働けない。のではなく、働かない。言い訳するな。

 

確かに僕は若い。でも若者はスーパーマンではない。

 

どちらかと言えば、藤岡弘、氏に似ていると言われるけど

 

僕は改造人間でもないし、クリプトン星人でもない。

 

映画史に残る道化師に憧れたヴィラン気取りに年金制度は重すぎる。

 

16500円もあれば、一ヶ月は生活できるんだ。

 

 将来の困難に備えるために、今の生活を犠牲にする。

 

そんな中で、誰が未来に期待する?

 

子供が増えないのも、高齢者が増えるのも、年金制度破綻の噂も

ここに原因がある。

 

 止まれ!正論警察だ!

 

「国が悪い。社会が悪い。などと言い訳をしていないで、働きなさい」

 

こんな事を言われるたび

 

崖の上に並んだ歴代ライダーに戦いを挑むショッカーの戦闘員のような気分になる。

 

僕は悪者なのか。いつから?

 

なんども味わったこの感じ

 

道行く人々がみんな僕をバカにしている気がする。

 

このまま命尽きるまで、けなされ、疎まれ。

 

ハンムラビが築いたバビロニアの時代から社会は

冷たいものだというなら

 

この世が僕に笑いかける日はこない。

 

まだ立ち直れると思っていたときのバイトの研修を思い出す。

 

フルーツポンチ村上みたいなキャラの上司。

 

僕のジャブを食らって、それまでの威勢が消えたのは笑えた。

 

一悶着あって、間に別の社員が立ち、説教された後

 

奴が言ったのが

「俺もこうやって指導された。新人は人間じゃなくて、ゴミなんだよ。」

 

なるほど。社会はそこに済む人間が作り出すものだ。

 

この国に住む人間たちは

 

自分より立場のない奴をゴミだと思っているらしい。

 

僕は悪者じゃない。社会のゴミだ。ただ、ゴミを捨てるにも金はかかる。

市町村指定のゴミ袋も、10枚入りで400円前後。

 

 

年金を払う意味がわかった。

 

僕はゴミ。生きていなくても良い存在。

 

僕は生きているんじゃない。社会に生きさせてもらっている。

 

毎月払う金はそのための袖の下というわけだ。

 

自分を飲み込もうとする流れに逆らえず

 

やっとの思いで顔を上げて息をしている。

社会という荒天の生み出す濁流に。

 

現実は甘くない。の意味を理解した。

この社会は、僕がしがみついていられるほど甘くはなかった。

そう思うと、生き続ける理由が思い浮かばなくなる。

雑なペンキ屋が頭の中を死ぬという言葉で塗りつぶしているみたい。

あなたのさっさと死ねよ。という助言は当然だ。しかし

ところどころ塗り残した部分をよく見ると、助けてくれ。と書いてある。

恥知らずにも他人にすがろうとしているのは僕だけではないらしい。

最後の望みをかけて押したボタン。

命の電話は今日も話し中。

 

自殺と殺人のボーダーライン

この暮れにとんでもねぇ野郎が現れたな。

 

彼の名は白石隆浩。若い女性8人、男性1人を殺害し

その遺体を切断して自宅にに置いていたとして逮捕された。

 

映画も真っ青のサイコ野郎白石。

 

ツイッタースマホのアプリ、カカオトークなどで自殺したい人に声をかけ

自宅に呼び出し、殺害したという。

 

確かに僕も、たまに女子高生が自殺した。と聞くと

 

死ぬくらいならおっぱい揉ませてよ!と内心叫んだけど

 

 まさか、殺して解体して・・・・などと

 

犯人は被害者から現金も奪っていたらしい。

 

これから死ぬ人間にそんなものは不要。なるほど。

 

ある意味合理的だね。

 

死にたいと漏らす僕も、殺されるのは勘弁。

 

なぜだろう。自分で始末をつけるか、他人に始末されるか

 

死をのぞんでいるなら、他人にケツ拭いてもらえる方が楽なのでは。

 

本当に死にたいのなら。

 

死にたい。と呟く本人だからこそ自信をもって言えるけど

 

死にたいという言葉は生きていたい。という叫びの裏返しだ。

 

 寄生虫の生存可能性

 

 新聞には一緒に死んでくれる人を探していた。とある。

 

それは、死を実行する。という意味ではなく

 

自分の考えをわかってくれる人を探している

 

という意味に僕には聞こえる。

 

健全な人間には理解しがたい

 

思いを共有できる人間が自分以外にもいる。するとなぜか安心する。

 

図書館の本で読んだことがある。

 

自殺したい人は、誰にも理解されないと思って、孤独になっている。

 

自分は悪者だ。

 

そうじゃない。

 

悪いのはあなたじゃない。

 

あなたを殺そうとしている社会が悪い。

 

なるほど。正論警察も

 

国や社会が「善良」だとは言わなかった。

 

つまり、彼らもこの社会が悪者だと認めているのだ。

 

そう思えば僕は地獄の軍団に孤高に挑むライダー1号ということになる。

 

本にはもう一つ

 

人は誰かに必要とされて生きている実感を得る。とあった。

 

ならば僕は人肌の温もりを欲しているし、明日の食費に困っている。

 

死にたいというなら、最後にボランティアだと思って

 

男性だったらなら、飯おごってください。腹がいっぱいになるやつがいいな

 

女性ならおっぱいの間で泣かせてください。

 

代わりに愚痴くらい聞きますよ。

 

わりに合わないって?

社会というのはそういう場所です。

 

それであなたの心に生きたい。という気持ちの種をまけるなら

 

ニートは社会に必要ない。

 

でもあなたは、僕に必要とされている。

 

 

 寄生虫は誰かに取り付かないと生きていけない。

 

宿主が生き残る可能性を上げようとするのは当然だろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金で買えない物。ってあるの?

アインシュタイン

バカでも名前だけは知ってる偉人。

しかし、具体的に何をしたのかぴんとこない。

原子爆弾を作った。と聞くけど

彼は当時の科学者たちの原爆開発を考えるように訴えた

手紙に署名したのであって

開発を指揮したのはオッペンハイマーである。

ドヤ顔でトリビアをひけらかした僕も

リンキンのアルバムで知るまでは、舌べろを出した写真をやべー奴

だと思っていた。

 

思い込みで着せた濡れ衣が晴れたところで、謎は深まるばかり。

このままではいけない。モチベアップのために

ドラマ、ガリレオの福山がめっちゃ落書きするときのテーマをイメージしながら

 wikiを読む。

ディリル、ディリル、ディリル、ディディディーン(激しいギターセッション)

 

ディーン、ディーン、ディーン、ディーン、ディン(あんちゃん、小雪

 

ディーン、ディーン、ディーン、ディーン、(ジョニデとコラボ)

 

 ディーン、ディーン、ディーン、ディディーン(電卓の記号みたいな字)

 

ディディーンディーン、ディディーン!

 

なるほど。

 

さっぱりわからない。

 

そもそも低学歴ニートに頭いい人を理解できるとでも。

ホリエモン(現ゼンカモン)ライブドアの業務内容すらいまだにわからないのに。

相対性ってなんだ?

wikiの説明でわからなかったけど、本人いわく

 

「美人とデートしているときの一時間は一瞬で過ぎていく。

真っ赤な燃えかすに座っている一時間はとてつもなく長く感じる。

それが相対性だ。」

 

 わかったような。わからないような。

 まぁ、馬鹿が一見しただけで寝落ちすような事を長年追いかけたからこそ

世間に認められたのだろう。

そんな天才ナンパ師の書き残したメモがオークションにかけられ

約2億円で落札された。

そこには、「成功を追うよりも、真面目に生活している人こそ価値があるんだよ」

(かなりの意訳)と書かれていたらしい。

本当にそうか?

なんの変哲もない人間がチップの代わりに名言()をメモして渡す。

ベルボーイが部屋に運んだ荷物。蓋を開けると、中身は粉々になっているだろう。

 

お金で買えない物もある。よく聞く言葉。まるで徳川の埋蔵金みたいだ。

必ずあると言うけれど、生まれてこのかた見た事はない。

今までなかった物を、この先も手に入れられない。とはかぎらないけど

未来に期待して、当てが外れる。なんてパターンは飽きた。

 

 金がなければ夢も追えぬ。

世間に言われる前に。自分で言っておけば世話ないとゴミブログを自称する。

こう言うと読者さんが気を使ってくれる。

書いているときは誰かに伝えたい思いを文章にしているけど

しょせんニートの働きたくないアピール。

人様の貴重な時間を奪っているのに、見た人の得になる情報はない。

かといって読者の悩み解決にコミットするなんて無理。

最新の◯phoneと肉薄する人生経験の薄さに青ざめる。

 

ならば成功者の名言をパクろう。

存在が他力本願の僕に主体性のある記事なんて求めないでくれ。

 

タモリ、エグザイル アツシ、サンプラザ中野くんさんらと共に

グラサン外したとこ見てみたい四天王の一人

スガシカオ

大学時代から作曲活動を始め、一度は音楽を諦めてサラリーマンの

道へ。しかし、夢を捨てきれず、働きならがら活動を続けて

シンガーソングライターになった苦労人。

ぶっちゃけプログレスと夜空の向こうを作った人。程度しか知らない。

しかし、辛い目に遭いながら努力したのだろう。

という印象は、歌詞に見てとれる。

 

 

悩める若者にやりたい事がない。どうすれば。と相談されたシカオは

「金を貯めろ」と返す。

今なくても、一生見つからない。とは、誰にも言い切れない。

そして金がなければ、絵筆一本買う事もできない。

さすがはプロフェッショナル。言う事が違う。

 社会が続く限り、金はいくらあっても困る事はない。

明日核戦争になって、自分が北斗の伝承者だったなら

話は別だけどね。

 

世紀末救世主の妄想から離れて、ずっと探していた本当の自分に戻ろう。

イヤイヤながらバイトして生きていた僕。

心では逃げ出したかった。でも、その先を考えると動けない。

 今だから言える事。

 

やめた後どうする。

目的を決める。

やりたい事をやるか、行きたい場所へ行くか。

どっちにしても金は必要だ。

だから、嫌な場所で働く間

貯金額を決めればいい。ここまでは働く。ここまではやめない。

 

いくら、逃げてもいいよ。と言われても

「逃げる。」という選択には、後ろめたさが付きまとい

「逃げた」という事実に自信を無くす。

 ならば、いざ。というとき

 「逃げた」じゃなく「達成した」と言い換えてみる。

 

なげだしたんじゃない。成し遂げたんだ。

 

そう信じて疑わなければ、職場を変えるにしても

心ひるまずにすむ。

 

 無価値な物を信じる。

今はこのクソブログこそ、僕のやりたい事なんだけど

収入のないまま、駄文を垂れ流すのは、不安との戦いだ。

貯金も底をついた。

水もれする洗面所のパイプを直す金すらない。

金がなければ何もできない。

生きる事すら。

 

ちりも積もればというけど、

続けていて良かったと言える出来事もある。

喉が潰れるまで喚き嘆いても、どこからの返事もない。

力いっぱいボールを投げても冷たい壁に跳ね返るだけの

 ブロック塀とのキャッチボールみたいな去年を思えば

コメントをくれたり、読んでくれたり

ボールを投げ返してくれる人がいる奇跡。

 

必要な人には宝物。

アインシュタイン相対性理論も、他のノーベル賞をとった研究。

ニュートリノやら、重力場やら、時空の歪みってなんだ。

スタンド能力じゃないのは確か。

 小学生でもわかるように、言葉のレベルを落とした解説でも分からない。

こちらには聞いている途中で寝落ちするような研究も

彼らにとっては生涯をかけても理解したい問題だったのだろう。

 

なら、宿の雑役も、いつか大きな玉ねぎの下で歌う事を夢見ているか

4代目Jソウルを狙っているやもしれない。

それとも、その仕事を好きでやっている可能性もある。

 それを極めれば讃えられる日が来ない。

なんて誰に言えのだろう。

福山の嫁を吹石一恵だと誰に予測できた。

 大衆が福山ロスに息を詰まらせ泣いている時

吹石ロスに嘆いていたのは僕だけでいい。

 

未来は誰にも分からない。

同じように、いつか、生きる事を投げ出そうとした誰かに

このビーンボールが届くというのなら

 

ゴミブログでもお金で買えない価値がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身の丈にあった幸せを理解できれば、生きていける。

幽霊は死んでも後悔を捨てきれない人がなるものだと聞いた。

なら、NEETはある意味、生ける屍なのかもしれない。

 

 

 

行きたい場所。やりたい事。

思いつきもしない無欲な日々をすごしてきたのに

自宅警備の任に就いてから、まるでそれを取り返すかのごとく

頭の中に欲望を貯めるようになった。

度重なる激務で

精神を病んでしまったのか。

確かにNEETは精神を病む。

生きる。とはとてつもなく大きな仕事であるにもかかわらず、

その運営はボランティアによってなされている。

その仕事に給料も休日もない。

いつ訪れるともしれない侵入者の陰に油断できない日々を過ごす。

家庭防衛の要であるNEET。しかし、平和に飼いならされ、

危険を感知出来なくなった一部の国民からの風当たりは、冷たい。

敵に備えると言いながら、その敵はいつ襲ってくるのだ。

通常、NEETは、ライオンの群れのオスに同じ。狩りすらおこなわず

寝てばかりいる彼らは社会のお荷物ではないのか。

という意見は根強い。

 

しかし、NEET創設者は言った。

 

「働いたら負け。」

 

これはNEETが蔑まれる状況なら、国は平和であり、耐え忍ぶ事こそ重要なのだ。

という金言である。

 

 

 現実への帰還

知性と機知の効いたギャグを織り交ぜ、インテリジェンスとボキャブラリー

を兼ね備えた知識人であるのをアピりたかったけど、ただのアホである事を

さらけ出しただけ。

やっぱりバカは政治など語る資格はない。無職ならば特に。

 

 

ここに行けたら。という場所や、やりたい事ばかり増えていく。

テレビやネットの画面の向こうにある。絶対に触れられない世界に憧れるばかり。

 

 自分はいつまで、親の金にたかって生きていくんだ。一生。

親の金が尽きたらどうするつもりだ。なら働け。

でも、面接もうまくいかないし・・・・

求人誌を流し読みするのすらめんどくさくなってる。

最後は見えないところにうっちゃって、僕仕事探してます。アピールをしたいだけ。

どうせ応募なんてしないし雑誌古紙のゴミが溜まっていく。

ここから出たい。とか、出口はどこだ。とか、苦悩してます感を出していたけど

最近わかり始めた。

僕はここから出られない。

答えが見え始めても、不安は消えない。

一生無職で良いわけない。このままではいられないのに。

無職歴、早3年。ここまでダメな人間になってしまった自分へのあせり。

たまに面接にいくバイト先では、「そろそろ自立しなきゃね」とか

「この年齢だと、後はないね」とか、もっともらしい事を言われる。

なら、なぜ、雇わない。

 

たまにテレビで取り上げられる高齢ニートの特集。

自分の行く末を写されているみたい。

このままじゃいけない。でもここから出られない。

なんで僕は、僕なんだろう。答えのない議論を始める脳のどこかがうるさくて

朝の5時までは眠れない。今夜は台風のせいで

窓を閉め切っても雨の音が部屋に響く。

今夜から明け方にかけて接近か。僕の起きている間に通り過ぎたら面白い。

 

ここまで書いて、心配するなよ。と打ち込もうとしたけど

無職引きこもりの体調など、誰も興味はない。

 

そのまま死ねば良いのに。

生きているだけで価値がある人間などいない。

頑張っていないやつは人間ではない。

それが証拠に、何も頑張っていない僕に現金収入はない。

当たり前だ。僕はゴミだもの。

 

将来への不安で眠れなかろうと、夜中に涙こぼれようと

全て自己責任だ。

 

死にたい。と呟けば、何か変わるか。世間に許されたか。

結果は何も、変わらない。

 

この生活はいつか終わる。その時、僕は、世間で幸せと言われている場所に

行く事は出来ない。

それでも受け入れるしかない。

僕は通常の社会で生きていけない人間だ。常人の幸せは手に入らない。

現実を思うと、死んでしまいたくなるけれど、これからも生きていくのだから

仕方ない。

 

普通の幸せは手に入らない。でも、普通の人間には、この程度。と言えるもの

に、幸せを見出す。

都心で流行りの店に行けなくとも

特売のデカ太カップ麺と惣菜の牛タン。

ネットでロックのPVを見ているだけで、僕は幸せになれる。

今はいい時代だ。

昔はCDを血眼になって探した音源も、検索すれば、簡単に聞ける。

 

公園で親子連れが遊んでいる。

幸せそうに見えるけど、それは一部分だけで、彼らにも、苦悩があるのだろう。

証拠に、僕の隣家に住む子供をしつける母親は、もはや女とは思えない罵声を

浴びせている。

 

リア充爆発しろ。なカップルも数ヶ月後には分かれているかもしれない。

いつものフードコート。僕と隣に座った女子高生が友達の彼氏の愚痴をこぼしている。

デートなのに割り勘だとか、電話しても迷惑がられるとか、会ったら、◯ックスしか

ないとか。

 

僕には女に奢れる金もない。

ネットで検索するエロ動画なら金も掛からない。

絵に描いたもちしかないけど、実際の物を食ったらまずかった。

なんてことにもなりかなねない。

僕には、画面の向こうで弾むおっぱいでティンティンをしごいてるのが

ちょうどいい。

少なくとも、子供ができた。と言われて、責任とれないから中絶させるような

男よりは優れている。

 

ただ、何一つ願いが叶わないわけじゃない。

しばらく晴れの天気が続く。

お台場にガンダムでも見に行こか。

 

それくらいは許される。NEETはどこへだっていける。

シフトを組むとき、変わりがいないから、休み入れられないなんて

こともない。

 

僕はゴミだ。誰も僕を気にしない。だから

何者にも縛られない。

それだけは社会で生きる人々に手に入れられない幸福だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち上がらなくても、生きていける。

増しってなんだろう。

 

 

( 名 )
ふえること。また,付け加えること。割り増し。 「五割-の値段」 「骨を折つたから-を呉れといふ/平凡 四迷
( 名 ・形動
多く仮名書きとする〕
他と比べて少しはまさっている・こと
(さま)。
「こんなものでもないより-だ」

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

 

 

人は現実を直視できない時、〜よりは増しだ。と言い聞かせて自分を慰める。

増しという言葉でごまかして、状況は変わったか。

あいつよりは増し。こいつよりは増し。死ぬよりは増し。逆もまたしかり。

いい加減にしろ。良い物をくれよ。

 

立っている。なんとか

打ち砕かれた心の破片を集め用としたら、その上をロードローラーが引き潰して

行くような毎日。

 

今月の生活費を切りくずして作る電車代。チャージする額から往復を考えると

行けるところは限られている。

 

金があればどこまでも行けるのに。行った事のない遠くへ。

 働けばいいじゃん。でも働き出すと疲れて出かけるなんてとても無理。

休日は寝て過ごし、次の日朝早く起きて、電車に乗る。

早く帰りたい。帰って早く寝たい。他人との付き合いに神経をすり減らして

次の日はまた・・・・ここに居たくなかった。逃げ出したかった。

でも、それでなにが変わるのか。

カイジの班長じゃないけど

今日を変えられないやつに明日を変えられるはずないだろ。

 

出かけるくらいなら、1日寝て、体力を回復しなければ、明日もきつい。

働いて、ギリギリの金を稼いで、寝て、また働いて・・・

働くために生きてるみたい。

 

金があるときは暇がなく、暇があるときは金がない。

結局僕はどこへも行く事はできないのかもしれない。

 

電車なんて乗れる身分でないのはわかってる。

このままでいるわけにはいかない。口にしているだけ。現状を変えための行動なんて

起こさない。

 

逃げちゃダメだ。現実を見ろ。言い訳をさせてください。

現実を見据えて踏みとどまって、立ち向かった結果このザマなんです。

 

誰かに足元をすくわれる前に防波堤を作らなければ。

今更わかりきった説教を聞かされないように。

 

なぜ家にいられないんだろう。1年前なら用を足す以外部屋を出ない日を続けても

発狂したくなる。なんて事はなかったのに。

 

なぜだ。相棒のPS3に先立たれたから?

よりどころにしていたソシャゲをやめたから。

やめて何か変わったか。あまった時間で、キーボードを叩き

恥をさらけ出しているくらい。なにも変わらない。

いや、悪くなっている。

 

狂人になりかけている理由を理解した。

 

例えば家賃3万円のアパートで腐敗臭に耐えかねた

隣人からの苦情を受け鍵を開けた大家が、ハエやうじの餌になった

僕を発見する。

 

もしくは、真冬の朝の公園。

掃除のおばさんがトイレ掃除をしようとドアを開けたら、暖をとる事に失敗して

凍死したホームレスを発見する。

擦り切れた雑巾のような身なり。どこから来たのかも名前すらわからない。

誰も彼の事を知らない。誰も興味なんてない。

それが僕の人生。

 

最悪の結末とは言ったものの、下には下がある。

働かずに生きるために借金をしまくり、地下世界に送られて

過労死。なんて事もありうる。

 

これだけは嫌だ。という未来が現実味を帯びていく。

 

希望はない。喜びもない。不安と苛立ち。悲しみだけが増えていくなら、

ここで、一生を終わらせた方が増し。じゃないのか。

 

雨。明日も明後日も雨。とどめに台風がやってくるらしい。

最強の暴風雨を引き連れて。

これが虫の知らせ?

僕の人生。増しで終われる地点はここだと

誰かが伝えようとしているのでは。

 

それは神か。それとも、未来の超技術で過去に干渉できるようになった僕か。

ここがお前の終点だ。諦めろ。

 なぜこんな。あのときの選択。

終わらせなかった事を後悔しているのか。生きていれば良い事がある。と

いつかきっと、今ない希望にすがるのは、未来の失望を大きくするだけなのに。

 

街灯で見える範囲が限られている夜道は、自分の内側にいる暗い部分との会話を

増やす。両耳の間で、聞くに堪えない言葉のラリーが続く。

 そのとき、

不毛なやりとりに、侵入者が現れた。追い込みに入った選挙カー

「なんとかかんとか。なんとかかんとか」をよろしくお願いします。

これだけ一人の名前を連呼しているのに、一切覚えないのはなぜだ。

売名が目的ならむしろ逆効果じゃないのか・・・・

沿道からの暖かなご支援!ありがとうございます。そう言って、誰もいない路地に

手を振っている。

狭い道に入り、おばさんが車に雨水をかけられまいとどいた。

ありがとうございます。ご婦人から温かい声援をいただきました!

ありがとうございます!

 

そう言いながら走り去る車。

しゃべっているのは、女だけ。どうりで名前を覚えないはずだ。

車内に本人の姿が見当たらなかった。

 

暗くなりよりは増し

誰も応援していない。いや、彼らには、バカには見えない支持者が見えるのだ。

それとも、自分はこんなに応援されてますアピールか。

ポジティブな思い込みで己を奮い立たせているのかもしれない。

ならば、と雨に歌ってみる。

 

I'm singing in the rain!

 

Just singing in the rain

 

nanntoka~kanntok'a~singuzarein

amefurituraina~&%$""!"!$3penisukaii!!

 

でだし以外ほぼ歌えなかったけど、

口角を上げながら歌っていると目の前がうっすら明るくなるくらいには

愉快になってきた。

 

はたからみたら立派な狂人だけど、もはやどうでもいい。

ここで息絶えるよりはマシか。

この世の中で生きて行くためには、多少狂っているぐらいがちょうどいい。

 

地べたを這って、生きていく。

毎日起こる事の全てが最後のとどめのような気がする。

ただ、それはジャブ程度で、油断すると、でかい一撃を入れられる。

常に身構えていないと。いつ来るんだ。という不安に参っている。

 

あと一撃貰えば、僕が立っていられないだろう。

それでもいい。

僕がゴキブリだ。たとえ足を折られたとしても、地面に這いつくばって生きていく。

それが僕の、一番マシな選択だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きてる理由なんて特にないです。

なんで生きてるの?なんて聞かないてくれ。

いい事があるとか言えないし

死ねないとか死にたくないとか、しょうもない理由しか浮かばないから。

 

たんが絡んでいるわけじゃないよ。

泣くほどかよ。他人に鼻で笑われてもしょうもない

仮に理由を説明できたとして、理解される訳もない。

叫び出したい。

喉元まで出かかった言いようのない衝動を

腹の底に押し戻しすだけで1日を終える。

 

はたからみたら立派な狂人だけど、仕方ない。

社会全般の人に無職の苦しみなど、伝えたところで

ただの言い訳を並べただけだ。

勘弁してくれよ。

これまで生きた道、15歳までは、完璧とは言えずとも、悪くなかった。

悲しい事もあったけど、幸せな事の方が多かった。

16をすぎてそのバランスが崩れ始めても、なんとか持ちこたえられた。

でも、今はちがう。

僕を吹き飛ばそうとする何かが、1秒ごとに強くなっていく。

まるで生きるな。生きるな。と言われているようだ。

今までも踏んだり蹴ったりの人生に打ちのめされ

叩きのめされてきたはずのなのに。

 

まるで梅雨のように長引く天気の悪さにやられているのかもしれない。

やがてやってくる寒さに怯えているのかもしれない。

日増しに増えて行く不安に潰されようとしているのかもしれない。

でも、逃げるように外出しても、金をつかうだけ。

晴れていれば、もっと自由だけど、雨の日はそうもいかない。

 

生きるとは神経をすり減らす事。その現実からは、社会に参加していても、いなくても

逃げられない。

 

今までは良かった。吹き飛ばされそうになっても

手をさしのべてくれる人がいた。

 

でもこの冷たい雨を下ろす冬の暗い空は事実を突きつけてくる。

僕の手を握ってくれていた人は、もういない。

 

その瞬間。

猛スピードで往来する車を顧みずに、車道を横断したくなる。

上顎と下顎に生えている歯を抜くのが億劫になった親知らずまで残らず

力一杯噛み合わせる。そうしていないと、何年ローンかで

手にいれた愛車を無欲な、でも独りよがりな当たり屋に台無しにされる

不運なドライバーを忘れてしまうから。

 

隣人すらいる気配のないアパートへ帰る。

家の鍵を開けるとき、いつも鍵の向きを間違える。

やっとのおもいでドアノブを回すと音が辺りに響いた。

まるでこんな時間までお前は何をやっていたんだ。と問い詰められるかのよう。

こんな時間て・・・まだ6時だぞ。

今時、女子高生でも平気でマックでだべっている。

過保護のカホコのお父さんでもまだ冷静と情熱の間を漂っている。

ドラマ見た事ないけど。

 

ドアを閉めると自分の手元すら見えない。靴ひもを解くのに難儀する。

歩いている時はすぐに取れるくせに。

イラつくと同時に明かりをつけてくる人のいない玄関の暗さは、

ボディーブローになって僕を屈み込ませる

靴ひもはとっくに解けていたけど

いったい後、何回結び直せばいいんだろう。

そう考えると

しばらく立ち上がれなかった。

 

 現実は厳しい。

 

人間は非情だ。

現実は厳しい。

 

特に社会的地位のない人間には。

この社会は数多の人々が、その神経をすり減らし、歯車になって動かしている。

そこから外れてしまった奴は、もはや人間ではない。

ゴキブリだ。存在するだけで死に値する。

その現実が覆る事はない。

 

生きている理由はない。人生はひたすら僕を吹き飛ばそうとしてくる。

これまでは手が離れそうになった時、引き戻してくれた人がいたけど

その人たちはもういない。

 

かといって、自分一人で、生きる事にしがみついている理由も自信もない。

 

ただ

 

辛い現実と向き合っている人は僕だけではないと

 

 画面の向こうにいるあなたも同じだというなら

この一秒、生きる事に耐えていられる。

 

それが僕の生きている理由だ。

 

 

 

 

手に届かない物を得たら、人生を再生できるか

無職だと部屋から出るのを強制されない。

その気になれば、餓死するまで外界に触れずにすごせる。

金を使わないのはいい。

だけど、急に泣き出したり、大音量で音楽をかけたり

独り言を延々喋っている。

普通の人になろうとがんばったのに〜マジキチに成り下がりました。

ちきしょオオオオオオオ!

 ありがとう小梅太夫。おかげで文字数を稼げたよ。安らかに。

 

自由になる金を稼いでもいないくせに外にでる。

いっそ気が狂えば、楽になれるかも。

ここまで書いていて、なぜ自虐しているかを考える。

 

自分がゴミなのはわかってる。痛いほど。だから世間の人々よ。

これ以上攻撃するのはやめてください。

 

例えるなら、今、崖のふちになんとかしがみついている人に

「なんで自力で上がってこれないの?」なんて質問しても、無駄でしょう。

同じ事です。

それとも、真心をこめて説明すればわかってもらえますか。ありえませんよね。

僕がどれだけあーなんです。こーなんです。

なんて喚いたところで

あなたはただ一言、「自業自得」と言えばいいんですから。

 

人目は気になりつつも、人のいる場所に行きたいという矛盾。

一人でいるのは危険だと本能でわかっているからかもしれない。

人の集まる場所に居たい。たとえ他人であろうとも。

 

いつもの場所。今日はやけにカップルとすれ違う。

xvideoの見すぎとティンティンを弄りすぎたことへの

天からの罰だとでも。

 

そうでなければ僕を取り囲むようにカップルが配置されている理由はなんだ。

ぼっちに対する素人ドッキリか。

 

くそ羨ましい。のは、絶対に手の届かない物に対する嫉妬か。

仮にそういう存在がいた。として、それで僕の生活が良くなる。とでも。

飯をおごる金もない。将来食わせていく安定した職もない。

仮に居たとしても、赤の他人だ。敵をこれ以上増やしてどうする。

遠くから見ているからこそ、美しい物がある。

 

何一つ満たされない。誰にも理解されない。

それが生きる原動力になるならニートほど生命力に満ちた存在はない。