キリギリスはなぜ死んだ?

社会に、いらね。と言われた奴の最後のあがき

お客様になる恐怖。神様は暴君じゃない。

名言というのは、伝言ゲームと同じだ。

発した人物から遠ざかっていくうち、言葉も、意味すらも違っていく。

 

「お客様は神様です」発信源である三波春夫氏は

金を払って、自分を見に来てくれる聴衆に感謝を込めて神様という表現を

使ったのであって

「客はクレーマーになっていい」という意味ではないのだそうだ。

 

わからないのは、「神様」というのは、「なにをしてもいい」という意味なのか。

 

「恩」とは、着るものであって、着せるものではない。

 

僕らはそれを履き違えてはいけない。

 

求人雑誌。コンビニで貰うか。駅でとるか。

まるで

「死んだと思われたキャラが実は生きていた演出」のように

復活した太陽のせいで今日はクソ暑かった。

森山直太朗、「夏の終わり」を聞きながら

今年も・・・夏らしい事できなかったなぁ

と感傷に浸っていた僕の心を返してほしい。

 

月曜日。サービス業以外の世間は今日から仕事だ。

僕はじゅん散歩と共に起きる。いつもと同じに。

週の始まりに部屋を掃除する。いつもと同じに。

この後、ワイドショーに一人で文句言ったり、YOUTUBEを見てすごす。

打ち上げ花火。曲はよく聞くけど、映画は観ていない。金をくれ。

あらすじを見ると、繰り返す一日から脱出する系の作品のようだ。

 

もしかしたら、僕は時間をループするSFの主人公かもしれない。

昨日も今日も変化なく過ぎていく。でも、日付だけはしっかりと変わていた。

残念だ。ワンチャンある。と思ったのに。

 

きもい妄想ばかりしてはいられない。月曜日。いつものように

駅に求人雑誌を取りにいった。

ジーザス。今日に限って一冊も残っていない。

落ち着け。フリーペーパーなんてそこらじゅうにある。

近所のコンビニに行こう。一番近いところは、訳あっていけないけど。

 

 

senbeibj59634hu.hatenablog.com

 周囲を確認し、目当てのものをカバンに詰める。

このまま立ち去るのも、気がひける。100円コーヒーを引っ掴み

レジに行くと、ずいぶん混んでいる。この流れは・・・・

 

人混みの隙間から女性が立っているのがわかる。

大丈夫だ。社会の窓は完全に閉ざされている。

まるで中人試験編の砂に閉じこもった我愛羅のように。

 

誤算だったのは、レジにいるのが、僕の好みではなく

いわゆる、ギャル丸出しの女だった事。

 

学生時代だったら僕に、クセェ。とか、キモイ。とか、学校くんな。とか

言ってきたジャンル。過去を思い返すと、怒りがこみ上げてくる。

 

僕は今、客だ。立場がすっかり逆転したな。

ここは、お客様は神様だって事をだな・・・

そう思ったとき、自分も客商売だった事を思い出した。

あの頃はわからない事だらけで、毎日テンパってたな・・・

 

見るからにスクールカーストの高い所にいるこいつと、僕を同類に見る事はできない。

でも、「自分のされて嫌な事はするな」とはよく言ったものだ。

 

僕は、その場を「普通」に流す事にした。

 

16,7の頃はその意味を飲み込めず苦労したけど、今ならわかる。

 

普通、とは「意識しない事」だ。

 

自分をよく見せようともしない。悪意を持って接しようともしない。

かとっていって、他人に興味を持たない。

 

レジ打ちを終え、代金を読み上げられた。僕は、そいつの手に100円玉を渡した。

まさか両手で受け取るとは思わなかった。

あんじょうなるこ理論をうまく応用しているのかもしれない。

 

しかし、ミドリムシ程度の脳みそしかない僕は、「ギャルも頑張ってんるんだな」

と思ってしまった。

 

立場と横暴

 

あくまで、僕の主観であるため、向こうの解釈はわからない。

僕は、典型的な「100円コーヒー買った程度で王様気分の客」に見えたかもしれない。

それも仕方がない。

 

僕は、偽りの安心に浸かりすぎていた。

 

ストレスのない日々に、心がすっかり、「お客様なれ」していた。

 

ただ、今日わかったのは、今まで、なんだこいつ。と思っていた人々

は、他者から押さえつけられた過去を持つ悲しい人種で

ここでしか威張れない存在。

 

それになりかけた自分を反省した一日だった

 

 

 

 

 

 

 

 

その人生に価値はあったか。

夕方のニュースで死刑囚の死を報じていた。

かといって、刑を執行されたのではなく

がんに侵され、症状を和らげる治療を受けた末で一生を終えた。

ネットニュースを流し見しただけでも、極刑になる予定の身分だけあって

かなりの凶悪犯。

被害者や遺族を思うと罰を受けずに逃げ切ったような気もする。

 

判決を受けた2007年から

約9年、彼はどんな気持ちで過ごしてきたのだろう。

 

誰かの命を奪い、誰かに自分の命奪われる。死ぬ順番を待ちながら生きる。

その生活に恐怖はなかったのか。

近づいてくる死神の足音を恐れながら余命を消費する事こそ罰なのだろうか。

彼の命はなんだったのだろう。

金持ちから財産だけでなく、命を奪って、捕まって・・・

価値のない命はない。というなら

彼の命の値打ちはいくらか。その人生にどんな意味や価値があったのか。

わからない。

 

死・・・「死ぬ」とはなんだ。

死ね。死ぬ。死にたい。死ねば。日常では、今も挨拶のように飛び交っている言葉。

でも、その本質を知っている人は、どれくらいいるのだろう。

書いている本人には、わからない。

それでも死を遠ざける理由

何を「死」と呼ぶのだろう。

どうなったら僕らは「死ぬ」のだろう。

瞳孔に光を当てて小さくならなかったら。専門の機械を使って、「生きている」

といえる反応をしなかったら。

もう動かなかったら。体が腐り始めたら。

 

見えなくなる事。会えなくなる事。どれも、「生きている」側からの見方ばかりで

本人には関係ない物ばかりだ。

 

「死ぬ」という状態の経験者に話しを聞ければ早いけど

2017年現在それは実現していない。

 

 

それを迎え入れる日の僕に、死刑囚以上の価値はあるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テンションは天気に引っ張られる

お囃子がなっている。町内会恒例の飲み会秋祭り。

嫌がらせのような急カーブを描いて上陸した台風の進路にバッチリ当たった

開催日に、今年は中止だな。とメシウマしてたけど

天気は曇りで持ちこたえいた。

 

おかげで僕はこの景気だけはいいBGMと共に1日を過ごした。

宴会の声は遠くからでもわかるくらい上機嫌。

 

町内会と社会不適合者の間に接点はない。

外の楽しげな雰囲気と正反対に、僕はなにもしないで過ごした。

いつもは午前中、ブログ書いたり、落書きしたりして

午後は外に出かけるけど、空は外出を後悔しそうな嵐になるか

それともこのままかで煮え切らない。

どうしようか迷っているうちに、全てめんどくさくなった。

久しぶりのガチニート状態。

 

ネットで動画を見たり、文章の参考にならないか。と小説を読む。

以前は、知的な文章を書こうと、日本の純文学を読んでみたけど

どれも、57ページあたりで力尽きた。

古典に罪はない。昔の人々の書く、雅なしらべに僕の初期ファミコン並みの

頭では、処理速度が足りなかった。

難しい漢字。特攻服の刺繍でもお目にかかれない。

まぁ実物を見たこともないけど、お手上げだ。

電源を2、3回切り替えただけで、セーブデータの飛ぶ

脳みそに芸術を理解できる感性はない。

やはり、身の丈を超える物を求めるのはまずい。

 

僕には、小学生におすすめのラノベでいい。

ちょうど、槇原敬之松本人志の「チキンライス」と同じ状態だ。

海底二万里くらいなら、僕でも理解できる。

 

ゴミにもわかるストーリーを作れる、ジュール・ベルヌは偉大だ。

 

午前中に起きた。とギリ言い訳できる時間に布団をたたんでも

なぜか昼ごろになるとまた眠くなる。

なぜ夜にやってこないのだろう。

どこかで聞いたけど、眠気を貯めておける装置を誰か作ってくれ。

 

働いていたなら、調子を騙して起きるけど、また眠ってしまった

こんな事を繰り返すから、夜眠れない。

でもしょうがない。

ストレスを溜めないコツは自分に正直に生きるようにする。睡眠も同じさ。

 

起きて、テレビつけて

台風の日はミサイルは飛んでこないのだろうか。

バカだからわからないけど、風向きは弾道に影響しないのか。

また消して。寝て。

 

何回か繰り返したら、もう夕方だった。

天気予報は関東一帯雨マーク。スロットのように綺麗に揃っていた。

明日も家にカンヅメか。いや、頑張れば出かけられるけど

そこまでの努力はしたくない。

 

家の中で一日終えるのも、気持ち悪い。

レンタル屋でマンガでも借りてこようと

外に出た。

 

人通りの少ない道を選んだはずなのに、子供や親子を見かけた。

耳元でなるサイレンに、「落ち着け。今日は土曜日だ。歩いていても

不審はない」と言い聞かせる。

 

おそらく、近所の子供会だろう。手にはゴム製の勇者の剣っぽい物を持ってる。

僕も、小さい頃はこうやって走り回っていたのかな。

なぜか懐かしくなった。

 

おめあてのNARUTOは、なぜか最終の71、72がなかった。

またごっちゃになっちゃうよ。

それとも、最終巻だけは買おうか。

全巻集める金はないし、買ったとしても、置く場所はない。

以前は大量にマンガ本を持っていたけど、部屋の窮屈さに勝てず

ほほ売り払った。

僕の部屋には、バガボンド宇宙兄弟、リアル一巻だけしかない。

ほかのマンガはわかない。

 

コミックを全巻集めていない僕に、批評する資格ないけど

NARUTOは安定の面白さ。

少年誌でストーリーはハッピーエンドになるようになっているとはいえ

うずまきなるとの成長は嬉しい。

ナルト、よくぞここまで。

バカでも楽しめるストーリーを作れる岸本斉史氏は立派だ。

 

今日は一日暗い気分だった。

僕は天気に影響されるらしい。

中身はなくカバーだけ残ったNARUTO最終巻の表紙。

見事な青空を背にした7代目火影を見ると、少し心が和らいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰にも期待されたくない。誰も失望させたくないから。

未来の話をするのはよそう。いい期待、悪い予想、どちらにしても

不安になるだけだから。

 

 

 

 内容のない嘆き

誰も失望させたくないなら、他人に期待してはいけない。

なんだ。この程度だったのか。

初対面の印象で僕をどう思ったのか知らない。

でも、僕は、あなたの期待には答えられない。

他人の思った通りの僕でなかったのは、僕のせいじゃない。

もしかしたら、「あなたを過大評価していた」というのは

世間体で単に愚痴を吐きたいだけ。なのかもしれない。

 

もし、あなたが、職場の上司に文句を言われてうんざりしている。

でも、その仕事は、嫌ではない時。

ビジネスマナーの専門家ではない、素人の意見を鵜呑みしろ。とは思わない。

でも、似通った境遇から言えるとしたら

彼らは

 

 

「言いやすい奴に愚痴ってるだけ」だ。

 

 言いたいだけで、特に内容なんてない。

要は、気にするなって事。

 

ただ、他人の望みに答えられないなら、自分も他人をあてに

してはいけない。

誰の助けも頼れない。

世の人は救いを求めて、誰も他人を救おうとはしない。

 

当然だ。自分は自分にしか救えない。

方法を探してる。

もし、わかったら連絡するよ。

赤の他人に、君を救えないけど

 

僕らには似ているところもある

なら、ヒントぐらいにはなれる気がして。

 

 

平和ってなんだ?

誰からも脅かされない状況が、ここ数日続いいてる。

揉め事を求めてる訳じゃないけど、ブログのネタに困る。

まぁ、愚痴をつらつらと書かれても、読者には迷惑でしかないだろう。

自分以外に利益はない。と言う意味では、このブログは

前述の中身のない愚痴と変わらないな。

 

 

僕の生活は、平和になった。

いや、これは、偽りの穏やかさだ。

怒りや恐怖を求めている訳じゃない。でも

起伏のない人生など、味気ない。

現在何も得ていない。何もなしていない

それに心を落ち着かせたら、ごく短い間に、奈落に突き落とされるぞ。

 

なら、なにを真の平和とするのか。

 

罵倒されなければ平和か。

 

預金の残高が増えていけば平和か。

 

ミサイル警報が鳴らなければ平和か。

 

空襲警報が聞こえなければ平和か。

 

銃声がしなければ平和か。

 

殺し合いが起こらなければ平和か。

 

貧しいとされている国と比べれば、平和か。

 

心配事しかない現状を嘆くのは、「平和ボケ」なのだろうか

 

戦時中の人々と、現代社会人、ストレス度数はどちらが上なのだろう。

一瞬で死んでしまうのと、明日に怯えながら生きていく事

どちらが「マシ」か。

 

僕はなにをすれば、どこへいけば、平和といえるのか、わからない。

 

明日の事など気にしない。

 

沈んでいく夕日とチャリで並走していた。夕焼けに心うたれると同時に、切なくなる。

美しい物は儚さをもっているから。らしい。

 

僕は今日なにをしただろう。目に見える成果はない。

時間を無駄にしているという気がかりは絶えない。

あっという間に1日は終わって、明日になる。

これを繰り返して、我に帰れば、一年過ぎている。

来年もこんな生活をしているのか。

そんな事、許されるのか。

いつまでこうしている気だ。

 

わからない。

でも、明日の想像をするのはやめよう。

光り輝く未来を得られなくても

最悪の想像が現実になったとしても

見えない空想を怖がっても仕方がない。

 

どちらに転んでも

僕は、生きていくだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クズ警官とおしゃべり囚人の1,6kmの友情。16ブロック。

お前の要求なんて知ったこっちゃない。と言われてもいい。

ジョン・マクレーンは「まったく。なんてクリスマスだ」とぼやきながら

通風孔の中を這いずっていてほしい。

ダイハードは好きだ。ただ、4以降、フィジカルに頼りすぎている気もする。

 

確かに、パトカーをヘリで墜落させるシーンや戦闘機に攻撃されても死なない

ジョンは素晴らしい。

でも僕の中で彼は

 

「警官とはいえ、運悪くその場に居合わせた一般人」

 

であり

力技で制圧するというよりは、知力と運がいいんだか悪いんだか

わからないラッキーで修羅場をくぐり抜けていく方でいってほしい。

 

泥臭い。という意味で、この

16ブロック (字幕版)
 

 は、初期ダイハードに近い。と僕は思っている。

批評家からは

「中年のアルコール中毒者にとって、丁度良い速度で行われた追跡映画」

なんて言われてるけど、そこも含めて、悪運の強い男の映画。なのだろう。

 

あらすじ

 ニューヨーク市警のジャック・モーズリー(ブルースウィリス)

は仕事中でも酒を飲んでいる不良警官。

 

ある日彼は上司に

 

陪審に証人として出廷する囚人 

エディ・バンカー(モス・デフ)の移送を命じられる。

 

めんどくさ

夜勤明けで疲れていたジャックは一旦断ったものの

移送先は16ブロック(1,6km)先、散歩と同じさ。と諭され

しぶしぶ引き受ける。

 

残念ながら

人を送り届けるだけで終わる映画はブルース・ウィリス氏を求めない。

まぁ、これが、33分探偵だったら、堂本剛くんに尺稼ぎしてもらえる

かもしれない。

 

金田一の孫でもないのに、製作サイドの考えを読み取ったのか

ジャックは彼を車に残し、酒を買いに行ってしまう

 

案の定、敵に襲われるエディ。

主人公補正でピンチに気づいたジャックは

謎の男を射殺し、エディとともに逃走する。

 

よくいく酒場で応援を呼んだジャックの前に

不良仲間で、相棒のフランク(デヴィッド・モース

*1が数人の仲間と共にやってくる。

どいつもジャックの知り合いばかりだ。

実はエディは、ニューヨーク市警の不貞警官を告発できる秘密を

知っており、そのまま法廷に立ってしまうと

フランクどころか、ジャックにすら都合の悪い事態になる。

仲間を売るわけにはいかないだろ。と迫るフランク。

 

このままでは、エディは殺されてしまうだろう・・・・

 

そのとき、ジャックの心の奥にあった「なにか」が

彼を暴挙に走らせる。

 

同僚を射殺し、再び逃走した二人に、フランクは、同じく汚職をしている

グルーバー分署長とともに、「仲間殺し」の汚名を着せ、追跡する。

 

こうして、キレた中年心に闇を抱えた警官と

おしゃべりクソ野郎

陽気な囚人の、世界一めんどくさいお散歩が始まったのだった。

 

 人は変われるよ。

口数の少ないジャックと対照的にエディはずーと喋っている。

もしかしたら、沈黙の気まずさに耐えられなかったのかもしれない。

逃避行のうち、エディは「泥棒をやめて、ケーキ屋になりたい」

と打ち明ける。刑務作業で洋菓子の奥深さと出会い

これなら、やり直せると思ったのだ。と

 

エディの人は変われるよ。という根拠のない自信は、いつの間にか

ジャックの心を変えていった。正反対の性格の二人になぜか情が芽生えるのも

見所の一つだ。

 

確かに換気ダクトは通らない。

 

ジャックは、ヒーロではなく、酒飲みすぎの中年であり、戦士の動きはできない。

確かに、いつものブルースウィリス氏のアクション作品に比べたら

地味だ。

 

 

でも、そこが、年食ったジョン・マクレーンのような気がして

僕は好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:この人もよく悪役で見る気がする。

仕事を嫌がってるんじゃない。人間が苦手なんだ。

ブログを書くようになって何度も自分と話をするようになった。

僕は、「働く事」自体を拒んでいるのか。

それとも、「職場の人間関係」を嫌がっているのか。

過去を整理してみると、後者なのだろう。

僕は、仕事を嫌になんじゃない。勤め先で付き合う人間と

うまくやれなくて困っている。

 

 

 

 

 アイドルってなんだ?

ゲーセンの窓際で景色を写してると

子供用のゲーム機の独り言を覚えてしまった。

気にになるのは

「ついに私にも、星の翼が!(歓喜)」

 

星の翼ってなんだ・・・

 

「おかねを入れてね」の画面で見事に脱色された髪色の女の子が

背中に羽っぽいものを背負って踊っている。

不謹慎かもしれないけど、都知事選に出馬した、

エンジェルさん。事、マック赤坂氏を思い出してしまった。

いや、アイドルとは、スマイルをメイクする仕事だ。

不倫問題の先駆け、保坂尚希氏も僧侶になった経験を持ち

某女優の出家も記憶に新しい

 

日本スマイル党の遠い親戚といっても、間違いではないはず。

マック赤坂氏は、マジ◯チ

凡人には理解できない前衛芸術っぽい演説で有名だけど

この前の都知事選では、だいぶ大人しくなってしまい

残念だ。

今度の都知事選では、下ネタアナーキスト後藤輝樹氏や

会いに来たテロリスト外山恒一氏のような尖った候補者を

期待している。

そんなお祭り気分で見てるから、お前の生活はよくならないんだろ。

 

 

楽しんでいる子供の年齢層を見る限り

小学生低学年の女児向けのようだ。

頼むからアイドルを続けていくうちに汚れを貯めていって

最終的に怪獣になってしまうような事はないようにお願いしたい。

 

 始めに書いといてよ。

2年半も無職だと、1日8時間のバイトすらできるか不安になってくる。

そこで、4時間くらいのバイト先に電話をかけても

募集しているのは、女性で・・・という返事を返される。

なぜ、張り紙に書いておかない。

 

1週あけて某フリーペーパーに載っていた文句。

よし、フリーター歓迎って書いてある。これなら。

 

僕、「バイト雑誌を見て電話したんですけど」

相手「あ、はい。」

僕、「まだ募集してますかね」

相手「あの、失礼ですけど、男性ですか」

僕、「あっはい。」

相手「あー。書いてないんですけど、優先してるのは、女性なんですよ。

すいません。」

 

だから、なぜ、書いておかない。

せめて、女性活躍中。とか、50代歓迎とか一言そえておけよ。

 その意味もTwitterで、フォロワーさんに教えてもらうまで、わからなかったけど。

僕はこの、社交辞令という風習を理解できない。

でないとこの国で働くけるのは

サイコメトラーだけになっちゃうだろ。

まぁ、がっつり働かなくていい。なんて怠惰な考え自体、甘ったれだ。

と言われたら、それまでだけど。

 

僕に他人の気持ちを推し量る事はできない。

考えたら、これまでも、仕事を辞めたいと悩んだ事はない。

そこにいる人間とどうやっていくか。でいつも気をもんでいた。

もし、表情を全く変えずに、某国営放送の集金人のごとく契約をせまり

 

「願いを一つだけ叶えてやる」と繰り返すマスコットが現れたなら

 

一人でやる仕事をください。

 

と答えるだろう。もちろん、ペナルティーはお前(マスコット)持ちな。

 

 

 

 

 

 

 

不安とは可能性についてくる副産物である。

僕は、このままじゃいけない。と思っている限り

未来は変えれると自分に言い聞かせている。

そうでなければ、膨れ上がる苛立ちに負けてしまうから。

世間から見て、どんなに小さな一歩だろうと構わない。

自分の行き先を案じるのは、様々な可能性があるから。

不安はそれについてくるおまけだ。

 

 みんな必死で生きている。

ニートになる数少ない長所は、平日の特売を逃さない事だ。

スーパーの入り口で開店を待ち

店員のいらっしゃいませ。をスルーして鮮魚コーナーに突進する。

一尾98円のサンマをペラッペラのビニール袋になんとか詰め終わると

僕の後ろには、日々の家事で鍛え抜かれたマダム達が空港で韓流スターを

待ち構えているかような列ができている。

 

10分ほどたって通り過ぎたら

売り場いっぱいに積まれていたはずの秋の味覚は

底に敷かれた青いビニールが見えるくらいに減っていた。

セーフ。

いつも通り、寝坊して昼ごろいけばいいや。という

だらけた気構えでは、この戦場は生き残れない。

 

 今日の戦果を冷蔵庫にしまって、一息つく。

やり遂げた気分。半歩遅れで、誰かの声。

一体なにを成したのだ。

僕は言い返す。

品物を買ってきただろ。家庭に貢献した。

ただ指示された商品を渡された金で買ってきただけだろう。

なにをえばる?

お前は、主婦がネットで愚痴った

「お使いしただけで家事をしている気になっている夫」か。

 ただ物を輸送しているだけ。調子にのるな。

正論には勝てない。僕はうつむいた。

 

このままでは、声に絶望へと引き戻される。

僕は外に出る以外対処法を知らない。

 

自己満足でも、スケッチ。と言い張る落書き。

子供用のゲームセンターの一角の休憩室。

近くのゲーム機がアンパンマンマーチをひたすら繰り返している。

この手のスペースは長時間いても、空いている限り怒られない。

 

書いているときは我を忘れて、悩みなんてないみたい。

小さい頃、プラモデル作ってるときこんなだったな。

なんて思い返してみる。

でもすぐに声が聞こえてくる。

 

現実逃避をやめて、働き始めろ。

今は若いからいいけれど、このまま年を食って

体が思うように動かなくなったら、どうするつもりだ。

無理の効くうちに金を貯めて、老後に備えなければ。

こんな事してる場合じゃないだろ。

そんな事わかってる。わかってるんだ。本当に。

 

言い返すべき言葉を見つけられなかった。

ただ、好きな物を書いているとき

僕は確かに生きている。と実感している。

自分を正論や常識で縛っていたときには

けっして得られなかった感覚。

これは手放せない。

少なくとも、いままでの

何のために生まれて

なにをして生きるのか?

わからないまま終わりそうな

生き方に戻るのは嫌だ。

 

 

無様でも、しょうもなくても、歩いている。

無職でいると、このままだと自分はどうなるんだ。と心配になる。

先の事はなにもわからない。どうすれば、ここから出られるか?

いまだに方法を見つけられない。

 

でも、「このままではいけない。」という

現実だけは確かで

それがまた、僕を苦しめ、あせらせて、塞ぎこませる。

 

なぜ?。世間からの嘲笑が怖い。

社会の普通。に適応できない自分への失望

 

「もっとうまくできたはずだ」

「多数派の普通を苦痛に思うのはなぜか」という後悔は

「この先、生きていけるのか」という不安になる。

それは、未来を変えようと

足掻いているからこそできる物ではないか。

しゃがみこんでいれば、誰にも傷つけられない。

 

同時になにも変わらない。

 

立ち上がった限り足を取られて、歩いている限り靴はすり減る。

 自分に苛立つ。それは、前進している証拠。

それだけは信じよう。そうでなければ、生きていく事など、できない。

 

「何か」を変えたいからブログを更新している。

書き上げた記事が増えていく。自分は頑張った。と思える。

世間からは「その程度でなにを誇る?」と笑われる。それでいい。

他人には絶対にわからない心のありようを変えようとしてるから。

目に見えないくらいゆっくりでいい。変わっているのは事実だ。

この社会の目まぐるしさに身を任せていれば、

気にも止められないだろう。

でも、いまの僕には重要だ。

 

バイト、面接には行ってるんだ。

働こうとしている。

態度だけだろ。とけなされてもいい。

僕の出せる精一杯の勇気だ。

 

 

歩幅の小ささを嘆くな。

歩いたという事実を見て

できない苦労のわからない人間にけなされて

なにを言われても気にするな。

思い通りいかなくてもいい。

 

そういう物だ。と思え。誰のせいでもない。

なにも悪くない。

悩むのは足掻いてるから。

悔やむのは真面目だから。

 

日々、世界に幸せになるのを拒まれるけど

だからこそ、生きていく値打を探し続ける。

それは見つからないかもしれない。

見つけられるかもしれない。

わからない。

人は行動する限り、あらゆる物事は実現する見込みをもつ。

望んだ未来にたどり着けないとは、誰にも言い切れない。