どうでもいいに逃げるな。
こう思っていることに対して、この世の中の多くの人たちが、全く反対の意見をもっていることを知ると、なんてちっぽけなで頭のおかしい、負け犬のようなみじめな気分になる。
そんな世界からはしごをはずされたようなさもしいさい目に何回もあうと
それはないでしょう!思わずツッコミたくなる抗いたい気持ちを
押さえつけて、まともな人のふりをして呟く
「どうでもいい」
何も困ったことがないのならそれでいい。でも、いざ自力では乗り越えられない
理不尽を目の前にすると、「どうでもいい」と避けてきた問題がそれまでの
しっぺ返しのようにのしかかってくる。
テレビに映してもらえない弱さを抱えた人に
この世は興味がないように振るまう。助けてくれ!ここにいるんだ!
大声で叫んでみてもあたりは静まりかえっている。まるで、お前のことなど
どうでもいい。と言われているみたいに。
なぜこんな世の中になってしまったんだ。
昔からこうだった。一回り生きている人たちは答える
でもそう言うときはいつも目線を合わせてくれない。
心では思っているんだろう。
どうでもいいことが一番大事なことだって。
でも、それすらも、どうでもいいと切り捨ててきた自分が
結局、この世界をどうでいいものにしていたのだろう。
いままで、なぜこの世界はこんなにひどいのだ。嘆いていた。
こんな世の中に生まれてきたのは不幸だと。
もちろん、生まれてこないに越したことはない。
存在しなければ、苦痛もないのだから。
しかし、いまは確かにここにいる。
ここから出たいと思っているなら、嘆いてばかりはいられない。
それではブログを書いている意味がない。
ただ、こちらは数十年間、冷淡な常人たちの言いつけを守ってきた小心者。
現実の世界で北斗のザコよろしくひゃっはーする勇気はない。
せめて心くらいは
どうでもいいに逃げない勇気を持つんだ。