キリギリスはなぜ死んだ?

社会に、いらね。と言われた奴の最後のあがき

一年の終わりと冬の始まり

窓がカタッカタッと音がするたびに、部屋自体が揺れている気がする。

立て付けの悪い隙間から寒気が忍び込んできてくる。

寒さは下の方にたまるから足が冷える。靴下を二枚履いても効果はない。

破滅的なことばかり考えてしまう

この時期はいつも泣きたくなって、寂しくなる、年齢のせいだろうか

比べられる昔もないけど、ここ数年でメンタルが弱くなってきた気がする。

年をとるとすぐ泣くようになるらしいけど、これじゃあテレビ画面の右の小窓

(ワイプというらしい。わぉ、トリビア!)で泣きじゃくるタレントみたい。

なりたくねぇなぁと笑っていたものに年々近づいていく。

未来に期待できない理由の一つ。

お前はどうせまた夏になったら暑いとか言いだすんだろ。去年あたり聞いたよ。

ほんと同じところをぐるぐる回って、自分の尻尾を追い回している落ち着きのない犬(ワンちゃん)か。

そうくると思っていたよ。確かに、よくあることなんだよ。編集している途中で

同じようなこと書いたなぁってこと、でもなぁ、よーくみてみ。ちょっとずつ違うのよ

マジで。同じこと思うってことは、思考が変化していってるってことなのよ。

だもんで、今回は、寒いとなぜ消えたくなるのか。について、考えていきたいわけですよ。

寒さ=危険

自衛隊の訓練で寒いところにいると、人は凶暴になるらしい

ツイッターでバズってる人によると寒さを本能が危険だと感じるからなんだとか。

この、「本能」に消えたくなるポイントがあると睨んでいるのよ。

人様の発言にライドしてバズろうってか、このハネウマライダーがよぉ。

いいか。バズる理由はその人にしかない経験をシェアしようっていう

オーディエンスの判断であって、共有する価値もないお前の存在なんて、誰も

見向きもしないっつの。

 

それだよ!そこなんだよ!

なんだよ。なじられて興奮するなんてとうとうそちら側の扉を開いたか

いや、文体からしてそっちなんじゃねーかなぁと。

 

なんの話だ(すっとぼけ)いいかい。

今重要なのは、「存在に見向きもしない」って部分

つまり、誰からも必要とされない+(価値がない)=消えたくなるっていう

公式がなりたつんだ。

なりたたねぇよ。ガリレオの福山っぽいポーズとってドヤ顔されても。

 

実に面白い。(ガン無視)

問題は、赤の他人の集まりである社会

その「社会」から必要とされないことで

どうして消えたくなるのかってところなんだ。

別にいいじゃないか。他人に興味を示されようが、示されなかろうが

そいつらが食べ物をくれるか、仕事をくれるか、給料をくれるか

いや、面接に受からなければ仕事はできないだろうから、会社は重要かもしれない。

(もちろん、生活保護というやり方もある。それは否定しない。働きたくなければ

働かなければいい。そういう生き方にも憧れる)

他人に嫌われる、無視される、だからなんだ。

よそに移ればまた違うかもしれないし

どこにいったって人間なんてそう変わらないから

他人に好かれるやつは好かれるし

好かれないやつはどこいったって好かれないさ。

嘆いていても仕方がない。

開き直って生きてくしかないのかもしれない。

ただ、前にも書いた通り、一人ってのは、危険だ。

一人だと、ここにいるんだって自覚がられなくなるからだ。

存在してるってことがわからなくなると、生きている理由もわからなくなる

コミュニケーションを取れる他人がいて初めて

自分はここにいるんだと思うのが人間だ。

それと寒さの間になんの関係があるっていうんだよ。

そろそろ結論にはいらねぇと、みんなブラウザバックにカーソルを合わせ始めるぜ。

あわてるなよ。今終点に向かってレールをつなげているところだ。

寒さの中にいると、凍死っていうことのヤバさを感じるんだと思う。

そこから自分を守るために余裕がなくなるというか、一刻も早くこの状況から抜け出さなければっていう本能が優先されて人は凶暴になる。

でも、厄介なことに、人間は本能だけで自分勝手に行動できるわけじゃない。

社会=ルールのある生き物だから

群れることができない人間は、生き残る本能についていけない自分に足手まといというか負い目を感じて、消えたくなってしまうのかもしれない。

あるいは、冬っていうのはある意味、「終わり」を意識するからだろうか

12月は1年の終わり、春、夏、秋、冬の四季の終わり、

あの木の最後の葉が落ちたら〜ってのは良く聞く話で、終わっていく命に

自分を重ねるというのか、区切りがいいというのかな。

陽の出ている時間が短いというのもあるね。

朝家を出るときに

太陽がまだ出ていない時間だと、とてつもなく寂しくなってくる。

今年も何も変えられなかったことにこれまでの経験から

この先の未来もだいたい同じ苦しみが繰り返されるということに

泣いてからかもしれない。

 

大丈夫、心配するな。これもまたあと数ヶ月、そんなことを考えいるなら

家の周りを走ってこい。無理矢理にでも体が温まるぞ。

3月になれば暖かくなって、また花粉症になるんだから。